劇団四季 ミュージカル『オペラ座の怪人』 / 大阪四季劇場

初めて劇団四季のミュージカルを観に行ってまいりました。そして演目も『オペラ座の怪人』という、現在もブロードウェイでロングラン公演記録が続く作品ということで期待も大きいものでした。

大阪四季劇場は、それほど大きい劇場ではなく梅田のシアター・ドラマシティに２階席をつけたぐらいの広さでした。まあ普段よく行ってる宝塚大劇場の方が特別な劇場なんでしょうね。お客さんは宝塚歌劇ほどではないけれど、やはり女性の方が多かったです。

内容についてですが、さすがのクォリティ。発声・歌唱・演技すべてにわたって鍛えられた姿が印象的でした。でも逆に型にはまって「かわいげがない」という印象も持ちましたが…ｗ　いずれにせよ価値ある舞台には間違いありません。

役者さんの中では、特にヒロインのクリスティーヌを演じた木村花代さんが良かったです。容姿は愛らしい美しさがあり、歌唱も綺麗でした。ファントム役の方も上手かったけど、ちょっと容姿は「怪人」がもつ戦慄が感じられなかったなあ…（＾＾；　恋人のラウル役の人も思ったほどではなくて、それよりマダム・ジリーの戸田愛子さんの方が凜とした魅力が感じられて良かった。

総じて今回、私が見た感じでは役者さんについては　女性＞男性　って感じでした。

劇団四季はキャストは直前まで分からないみたいですね。今日のヒロインの木村さんが出る舞台なら、また観たいかも。

あとは"The Music of the Night"を初めて舞台で歌われるのを聴くことができてよかったです。日本語で歌われるのがなんか新鮮でした。劇団四季はいろんなとこで公演を行っているので、こんどはまた違う演目も観に行ってみたいです。