娘。達に魅せられて 藤本美貴

「彼女が加入することによる娘。への貢献というものは、絶大なものがあったと思う。つんく♂氏は彼女の娘。への加入に際して藤本美貴を活かす為というような発言をしたが、私は逆に娘。を活かす為に彼女の加入が行われたのだと思った。
彼女も後藤真希と並んで、その実力で私の心を振り向かせた人。「ボーイフレンド」という曲を聴いて以来、彼女の魅力に気づいて、私はすぐに彼女のソロコンサートに申しこんだ。…結局はそれが最後のソロコンサートになってしまったが、娘。に加入後もこの人は全く変わることが無い。いつでも自分らしく、個人の藤本美貴として存在している。…だから娘。の中で孤立しているかといえば、そうでもなくて、あくまで藤本美貴という魅力を保ちつつ、娘。という集団の中でその存在感を発揮している。
特に彼女のボーカルはハロー！プロジェクトの中でも一、二を争うぐらい卓越したもの…　今では娘。に無くてはならない、かけがえの無い存在だ。
藤本美貴は藤本美貴として、これからもそのまま行けばいい…　そう藤本美貴を表す言葉としては『自由』という言葉が思い浮かびます。これは自由奔放ということではなくて、本当の意味での自由とは、与えられた環境や境遇の中で、あくまで自分らしく自身を表現しながら、自らだけでなく他者も活かすことができることをいうと思う。彼女はそれができる人。これからも娘。の中でその魅力を発揮していって欲しいと思う。」