また買ってしまいました

と、いうか昨日のうちに買ってあったのですが、昨日は早く寝てしまったので。

3rd ステーション

…ステーションというタイトルに何やら『旅立ち』を予感してしまいます。ジャケットの写真もそんな感じだし。
プロデューサーのつんく♂氏によるとこのアルバムのコンセプトは

「ここから始まる新しい世界をロックスピリッツで表現する！」
http://www.tsunku.net/goto_maki.htm

だそうです。…なんでもロックという言葉で表現してしまう人ですが、ここから新しいものが始まるというのは間違い無さそうです。で、聴く前にちょっといろいろな所で情報を目にしていたのですが、何やら冒頭の曲が話題になっている…　さてどんななのかなと思って聴いてみたら…
なるほどなぁ…　これは新しい試みだ。こういうごっちんのVocalは初めて聴きました。いやいいですよ、また一つカードが増えたというか違う表情が見られた感じです。その他の曲もシングルや既発の曲以外のものを聴いた感想としては、何か不思議な開放感を感じます。…決して開放的な曲ばかりでは無いんだけどなんででしょうね？
こう、なんというか大人になった女性が初めて一人旅に出掛けるようなシーン…そんな気分を感じさせてくれます。…かなりジャケットの写真に影響受けてるのかもしれませんが（笑）

全体を通して私がこのアルバムの中で一番いいなと思ったのは、（これを書くと怒られるかもしれませんが）　『渡良瀬橋（後藤version）』　です。

…前にもこの日記で書いたのですが、私は松浦亜弥の渡良瀬橋のシングルは買ってません。また森高千里の歌も殆ど聞いてません。ですので、元の曲や松浦さんのVocalの印象が殆ど無い状態でこの曲を聴いています。そんな中でごっちんの歌うこの曲が本当に、こう、なんか不思議な郷愁にひたらせてくれます。…この曲がアルバムに入ると判った時、多くの人は否定的な意見だったのですが、私はこないだのハロコンで聴いてその時にもいいなあと思っていたので、今回こうして聴けたのは普通に嬉しいです。

横浜蜃気楼みたいな歌を雄々しく格好良く歌うかと思えば、渡良瀬橋のようにほのかな可愛らしさを醸し出したり、エキゾなDISCOのようなコケティッシュな感じと本当にいろんな表情をみせてくれます。…以前に自分の日記の中で

後藤真希の魅力は、その中にマニッシュな格好良さとフェミニンな可愛らしさとを併せ持って、その両方を表現できるとこだと思う

と書いていたのを思い出したのですが、さらにそこにアダルト（大人）な感覚の魅力も着実に入ってきてると思います。…いや〜いいな〜ごっちん！　イケてるよ！