ミュージカル・ロマン『アルジェの男』/ショー・スペクタクル『Dance Romanesque(ダンス ロマネスク)』/宝塚大劇場
ようやく観に行くことができました。本当にギリギリだよ。本公演は観劇を始めてから最低でも1回は観に行くようにしていましたから。
ところで、まずお芝居の方ですが、これがまた”あの”柴田先生の作品の再演なんだよなあ・・・(^^; 柴田先生といえばもう「悲劇の柴田」といっていいくらい話の展開が悲惨になるものばかりなわけですが、この「アルジェの男」の全くブレずに救いようのない終わり方でしたw
なんとかならんのかな、しかしw(^^; まあでも霧やんにしては珍しく野心に満ちた主人公でしたね。それから、まりもちゃんもああいう健気な役は珍しいんじゃないかな。結構、勝ち気な役柄が多かったような気がする。まさおくんとみりおくんは、相変わらずイケメンでしっかり役どころを演じていました。
でも今回ので注目は、エリザベートとアナ・ベルを演じた娘役の二人かなあ・・・ 二人とも良かった。彩星りおんちゃんはプライドの高いエリザベートを上手く演じているし、アナ・ベルの花陽みらちゃんは盲目の演技がこれもなかなか上手かったです。
まあでもやっぱりストーリー的には古さを感じます。そろそろ柴田作品の再演は打ち止めにしてもいいんじゃないかな。
ショーの方は、これまた中村先生だけあってオーソドックスな作りでしたね。途中でK-POPまがいのものが入るのは時代の流れですかw
今回は2F席でしたが、2Fまで客席降りしてくれたのは良かったですw
さて、この夏はかなりヘタレていましたが、9月に向けてエンジンかけていきますよ。