星から降る金を求めて
さすがにモーニング娘。のリーダーの卒業発表は大きな出来事だったようで、前回の更新にも久しぶりにコメントがたくさん付くなど、ウチに訪問された方も多かったようです。
さて、私は前の更新で「悲しいとか寂しいという気持ちはありません」と書きましたが、それはあくまで私個人の気持ちであって、一般には普通にこれまでコンサートに行けばいつでも会えた人に会えなくなるということは悲しくないわけがないのです。
特に今もずっとコンサートの現場に足繁く通い続けていて高橋愛一筋の人にとってみれば、その悲しみはいかばかりか知るよしもありません。
私は確かにオーディションの頃からずっと高橋愛のファンとして過ごしてきましたが、2007年以降はUFAという事務所の度重なる所業に耐えきれなくなって、そこから距離をおくようになりました。そして彼女の好きな宝塚歌劇の観劇の方が今ではメインとなっています。娘。コンサートとしては地元で開催されるものと福井でのものぐらいにしか参加しなくなりました。グッズも買わなくなったし…
そうやって距離を置きながら「いつかは"こちら側"に来てくれるだろう」と思いつつ、安全な立場に甘んじていたわけです。そういう私ですから、実際に今回の卒業に関して悲しんでいるファンの方に何か言える立場でもないし、何も言う資格もないと思っています。現状でモーニング娘。の高橋愛に対して愛情が薄いと言われてもしょうがないでしょう。
ですので、前回の更新をみて不満・不快な気持ちになった方もいたかもしれませんが、それはそういう人間が書いた内容と思って無視していただければと思います。
ただそれでも私自身は自分は高橋愛のファンだと思っています。そしてこれからもそうであり続けます。それは彼女が私に対して、これまでもこれからも最高の幸福を届けてくれる存在だからです。それだけは誰にも憚るべきことではないと思っています。
最後に、以前にもここで紹介したことのある歌をもう一度、紹介したいと思います。現在、大阪の梅田芸術劇場で公演中のミュージカル『モーツァルト!』の中の曲です。私は来週再び観に行く予定です。前回の観劇時には聴けなかった元宝塚歌劇トップスター・涼風真世さんがこの曲を歌う予定です。涼風さんの歌を今一度、自分の心境に合わせて聴きたいと思っています。
星から降る金Gold von den SternenWords by Michael Kunze Music by Sylvester Levay日本語詞 小池修一郎
年老いた王様 この世を嘆き門を閉じ 塀を高く築いた王子様に言い聞かせたの『ここより他に良い国はない』と夜の森で 憧れの精が 王子に囁く『旅立て』と
夜空の星から降る金を探しに 知らない国へなりたいものになるため星からの金を求め一人旅に出るのよ
『道は険しい』と王様は言った『この城にともに留まるのだお前を守るため 城を閉ざした』王様は息子を愛していた憧れの精は もう一度王子に告げた『旅立て』と
夜空の星から降る金を探しに 世界の果てへ望むように生きるなら星からの金を求め一人旅に出るのよ
愛とは 解き放つことよ愛とは 離れてあげること自分の幸せのためでなく涙こらえ 伝えよう
夜空の星から降る金を探しに 知らない国へなりたいものになるため星からの金を求め一人旅に出て行くのよ険しい道を越えて旅に出る