至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

ミュージカル『誰がために鐘は鳴る』 / 宝塚大劇場

今回の宙組公演の作品は有名なアーネスト・ヘミングウェイ原作の『誰がために鐘は鳴る』です。映画でもゲーリー・クーパー/イングリッド・バーグマン主演の映画が有名です。あの有名は「キスをするときに鼻は邪魔にならないの?」のセリフも出てきます。
今回は1978年に鳳蘭さんが主演したものの再演となります。32年ぶりの再演ということですが・・・ 全体的な印象としては、やっぱり古さを少し感じましたね。一幕物にしては物語の深みがないように思いました。ロバートとマリアが恋に落ちる過程も唐突ですしねえ・・・ あと、木村先生が幻想的なシーンを合間に取り入れたとプログラムの解説に載っていましたが、これがあまりよろしくない。幻想のシーンなら、例えばスモークを炊くとか現実のシーンとメリハリをつけないと、これも唐突に出てくるんで正直萎えます。そんな中で主演コンビのラブラブばかりが目立つので(相変わらず木村先生得意の「結婚観」も出てくるし(^^;)、終始「キモイキモイキモイキモイキモーイ」と思いながら観てましたw 良い意味でも悪い意味でも「キモイ」作品になってるかと思いますw

目を引いたのはピラール役をやった専科の京三紗さん。やっぱり上手いねえ・・・ 助演女優賞ものでした。これが最後となる星原先輩は役的にあまり恵まれていないかなあ・・・ すみ花ちゃんも演技はいいんだけど、それがあまり効果的じゃなかったかと。ハリーさんが演出だったらまた違ってたかとも思いました。(蘭とむさんのアグスティンとの友情とか)

また来週、連続で観に行きますので何か気づいたら書くかも。