℃-ute コンサートツアー 2009 春 〜 A B ℃ 〜 / 大阪厚生年金会館

℃-uteのコンサートも、なんか久しぶりという感じ。
現在の私はモーニング娘。以外のハロプログループ・ユニットに関してはメインストリームでは無くなっているので、℃-uteに関しても興味はあるんだけどCDその他も購入していないし、いわゆる「外様」状態になっております。ですので、かえってそういった「ヲタフィルター」のかかっていない目で観ることができるのも新鮮かなと思います。…とはいっても全く知らないわけではないし、それぞれ注目したい点はあるのですが…

全体を通しての印象は「可もなく不可もなく」といった感じ。…これは℃-uteのメンバーに問題があるということではなくて、もっと他の要因が重きを占めているように思います。まあ、もしメンバー的な面で問題があるとすれば、やはり一人少なくなってその分だけ力が少なくなったのかもしれません。

じゃあ何がマイナス要素だったかというと、まず「会場が悪い」ｗ　…もう大阪厚生年金会館の音響は最悪ですよ（＾＾；　この辺りメンバーその他には全然責任の無い話だし今に始まったことじゃないんだけど　やっぱり最近宝塚とかよく観にいっているせいかなあ…　もうその音の悪さが凄く気になりました。あれじゃあ、せっかく上手い感じに歌っても魅力半減しますよ。PAの質とか配置とかも問題あるのかもしれないけど…　そんな中でも鈴木愛理の歌声は伸びがあってさすがと思わせたけど。

それから次に「ステージが簡素」だった。…このあたりもひょっとしたら最近の不景気の影響が出ているのかもしれないけど、今回はそのステージの簡素さが気になりました（＾＾；　もうちょっと派手にしてもいいんじゃないの？　衣装の方はまずまず良かったけど。

それとあともう一つはやっぱり「楽曲」　…新曲を含め、アルバムも購入していないので初めて聴く曲が多かったのですが、うーん、どうでしょう…　「この曲を聴きたいからアルバム（またはシングル）買おう」という曲がありませんでした。（今回ももしそういうのがあったら会場でCDを買おうと思っていたのですが…）　愛理のソロ曲も悪くはないんだけど、やたら「エコ」とか歌詞に入れられちゃうと、ちょっと引いてしまうんですよねえ…（＾＾；

たとえば娘。の「雨の降らない…」みたいに全体で歌うような曲の場合は別にいいんだけど、あまりアイドルソングにメッセージ性を入れてしまうと違和感を感じます。…つんく作詞・作曲の曲は、そういう独特のフレーズや主張が入ってくるのが良い場合もあり悪い場合もありってところですか。

そんなわけで、℃-ute自身は良いのに与えられているものがあまり良くないんじゃないかと思いました。これは以前に娘。に対してもよく感じていたことですね。

まあでもあいかわらずダンサブルだし、愛理はかわいいし、舞美も綺麗だし、岡井ちゃんが巨乳になってるし、その他メンバーも成長してる姿が観られて良かったです。まいまいが身長156cm？？　･･･下手するとハロプロ最年長者が一番背が低いってことになりかねんな（＾＾；

メンバー別だと、やっぱり鈴木愛理さんですね。今回実はあまり調子が良くなくて特に高音があまり出てませんでしたが、逆に低音の響きの良さがその分強調されてよかったです。あと途中のタップ教室は面白おかしくやってますけど、かなり高度なことやってると思います。

この流れでBerryz工房も観たかったけど、当たらなかったので今日は宝塚へ…