至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

花組『蒼いくちづけ』−ドラキュラ伯爵の恋− / 宝塚バウホール

宝塚バウホール30周年記念公演として上演されるワークショップ。前回の月組に続きまして、今回は花組です。作・演出は小池修一郎先生。タイトルどおりドラキュラ物です。
ドラキュラ伯爵といえば、もう古典的な題材となりますが、それを宝塚歌劇としてどう表現するのか興味がありました。
内容としましては、一幕と二幕でこれだけ展開が変わる舞台も珍しいと思いますw 一幕が今から120年前で二幕が現在と… しかも一幕はシリアスだったのに二幕はいきなりコメディ的な要素が大きくなるという、奇抜な演出が今回の舞台の特徴です。

ドラキュラ伯爵は、ご存じ「吸血鬼」なのでやはり“ホラー”として表現されることが多いキャラクターですが、そこは宝塚。「ドラキュラ伯爵の恋」というサブタイトルにもあるように怪奇的な部分はあまり感じられず、後半は特に恋物語的な要素が強くなっています。
大きな感動を呼ぶ… という感じではないですが、一つの恋物語としてはいいんじゃないでしょうかw


今回、全体を通じて印象的だったのは「きらり魅力全開!」ということでしょうか。…これはもちろん「月島きらり」ではなくて「華耀きらり」ちゃんのことですがw

いや〜、良かったです。今回が初ヒロインらしいですが、そんな風には見えなかったですね。ドラキュラ伯爵に愛されるヒロインとして一幕も二幕も美しく魅力ある存在として輝いていました。さすが花組「かわい子ちゃんず」って感じです(^^) 華があって演技も上手いし、これからどんどん主要な役をやっていって欲しいですね。

主演のドラキュラ伯爵を演じた真野すがたさんも、伯爵たる高貴な感じが一幕では出ていて良かったです。その分、二幕でのギャップが大きかったですがw

あと印象に残ったのはレンフィールドをやってた人で、真瀬はるかさん。研3? すみ花ちゃんより下級生ですか。なかなか演技がハマっていて良かったです。ちょっとこれから注目ですね。


さて、今回のこの舞台も役変わりがあって、3月からは別キャストで行われます。主演のドラキュラ伯爵は、まーくんこと朝夏まなとさん。そしてヒロインは、なんとパンフレットを見て初めて知ったのですが、月野姫花ちゃん。ひめかちゃんですよ!! 抜擢ですねこれは、楽しみだ〜。…凄く綺麗な顔立ちをしてて前から注目してたんですが、初ヒロインですよ。「かわい子ちゃんず」最下級生がんばれ〜!