「同人」という文化
ここ最近は『初音ミク』のせいで、すっかり『ニコニコ動画』に入り浸りの私ですが、その中では初音ミク関係以外にも様々な作品が毎日たくさん投稿されています。私が普段見るのは初音ミク作品が多いのですが、例のマッシュアップされた作品の中には、ミクと他の様々な作品とをコラボさせたものが多くあります。…そんなところから、また新しいジャンルというかカテゴリーというか、今まで知らなかった新しい"文化"を知ることがよくあります。
例えば、「アイドルマスター」なんかは、そういうアーケードゲームがあることは知っていましたが、実際にXbox360で商品化されていて、それの動画が人気があるなんてことは、ニコニコ動画で初めて知りました。これもいろいろ見てみると、結構面白いし、なかには本当に凄いと思わせる作品もあります。
この間ちょっと書いた「チーターマン」もそうですが、ニコニコ動画の中では、関連動画が人気ジャンルとして定着していくものがあります。
その一つに『東方Project』に関連する作品があります。
これも私はニコニコ動画の中で初めて知りました。最初は、その美しい音楽に惹かれたのですが、調べてみるとこれは『上海アリス幻樂団』という同人サークルによって制作されたシューティングゲームの音楽だとか…
同人というとすぐ「同人誌」というのが思い浮かぶのですが、私は、いわゆる「同人文化」というものには疎い人間です。「コミケ」というのにも一回も行ったことがありません。なので、この『東方Project』についてもニコニコ動画で関連動画を見るまでは、全く知りませんでした。
しかし、どんどん調べていくと、その凄さというか人気の理由というのが分かってきます。音楽の美しさや、その世界観、美しい弾幕に彩られるゲーム性など、これらをZUNという一人の方が制作されているというのを知ったときは驚きました。さらにこちらの方は、自身の作品による二次創作を認めているということです。
それによって様々な二次創作物が生まれ、またそれが一大ジャンルにもなっています。ニコニコ動画の中にも、それらの多くの作品が存在します。
私はどちらかというと「プロフェッショナル」というものに対して一定の価値を認める人間です。（それはこれまでここで書いてきた内容からも分かっていただけると思います）そして「同人＝素人」というような考えで、その存在を軽視していたようなところもあったと思います。
ところが、この『東方Project』のように、同人の世界の中にも素晴らしい作品があることを知って、そういう安易な考え方を改めなければならないと思いました。
考えてみれば『ニコニコ動画』そのものが同人の集大成のような存在であり、その魅力＝同人の魅力でもあるわけで、本当に「好きこそものの上手なれ」ではないですが、趣向を同じくする人々が集まって物を創造する同人のパワーというものに改めて敬意を感じます。
と、いうわけで買ってきましたよ！『東方Project』
とりあえず『東方紅魔郷』と『東方妖々夢』と『東方永夜抄』と『東方風神録』を …どこがとりあえずやねん（＾＾； これらをまとめて『とらのあな』で… ﾌﾟｷﾞｬｰ 新参まるだし（＾＾； レジに並んでいる間、「こいつニコニコ見てハマったんだろうな〜」とか思われてるんだろうなと思いつつ… （ハイ、そのとおりです）
だって、まずあの音楽が格好いいもん。まさにツボ。あのピアノとトランペットを主体とした美しく躍動感溢れるサウンドが、まさに私好みのもの。「こういう音楽をずっと聴きたいなあ」と思っていたのが叶った感じ。
世界観も、まだ始めたばかりなので詳しくは理解していませんが、登場人物が全部女の子で、幻想的かつ「和」のテイストを感じさせるところがよいです（＾＾）
と、いうわけでまた新しく好きなものが増えたという話でした。
しかし、ゲームとしては難しい…（＾＾； 東方紅魔郷から始めましたが、メイドのお姉さんに勝てません（＾＾； 気分転換に東方妖々夢もやったら、楽団三姉妹に勝てません（＾＾；
でも調べたら、なんと
『東方攻略Wiki』
というWebサイトがある。そしてここが涙が出るくらい丁寧な作りで感動しました。市販のゲームの攻略本でもここまで親切なのって無いよ。いやインターネットって素晴らしい！ 同人って素晴らしい！
がんばるぞ〜 目標は妖々夢の「ゆゆ様」に会うこと。（ここの楽曲が特に好き）
なお初音ミクとしては以下のような作品があります（＾＾）
p.s.
本文中にもあるように、私は「同人文化」ならびに「東方Project」については、まるっきりの新参者なので、もしそれらに関して不適切な表現がございましたら、ご容赦を…（もしあったら指摘していただければ嬉しいです）
