雪組公演『エリザベート −愛と死の輪舞(ロンド)−』/ 宝塚大劇場
今日で3回目。しかも宙組公演のDVDも何回も観てるので、もうどこでどういうシーンとかいったことが頭の中に入っています。なのでより深く演者の表現を観られるようになってきました。
結構、宙組ヴァージョンとの比較という面でも気づくことがあるのですが、雪組の演出の方がいいなあと思うところに2幕の医者のシーンがあります。
今回の雪組では、医者に扮したトートのエメラルドの髪が少しだけ見えていて、最初は優しく問いかけるように歌うんだけど、写真を見せてから一気に正体を明かすところで、帽子をとった瞬間にその髪がバァッと広がって、脱いだコートの裏地が全部トートの衣装になっててシシィを黄泉の世界に誘い込む…
あのシーンはいつ観ても引き込まれます。凄く劇的な演出になってると思う。
逆にヴィンディッシュ嬢のところは扇の交換をやって欲しかったなあ… あのボロボロの扇と交換するのがいいのに…
でも本当に水さんのお披露目公演が『エリザベート』で良かったなって思う。トップになっても、こういう宝塚歌劇でも代表的な作品に巡り会わない可能性もあるのだから…
うーん、できればあと一回ぐらいは舞台に近い席で観たいのですが… どうしようか… 東京遠征ですかw 考えてみようw