至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

あと4日

明日からGWも後半だ。モーニング娘。の春ツアーもあと残すところ大阪の2公演と、さいたまスーパーアリーナでの2公演のみとなった。
このツアーが終わればリーダーは卒業し、また新しいメンバーが入ってくる。その新しいメンバーだが、先日届いたFC会報に直筆アンケートが載っていた。
もちろん新メンバーというのはジュンジュンとリンリンの二人だが、二人ともほとんど日本語でアンケートに答えていた。それも当初は日本語が全くダメと言っていたジュンジュンの方が全て日本語で答えている。
おそらく正式加入になるまでの間に、できるだけ日本語を覚えようとしているのだろう。
アジア進出といっても結局、モーニング娘。は日本のグループ。そこで活動するためには、言ってみれば「日本人」にならなければならない。それはこれまでの新メンバーが、地元から初めて都会に出てきて遭遇する苦労とは次元の違うものだ。でもこのアンケートからは彼女達の健気なまでの努力が感じ取れる。
そこにある気持ちは、きっと形となって現れるだろう。

また、今日発売されたTVガイドには保田圭高橋愛の対談(というには短いが)記事が載っていた。そこに注目すべき発言がある。

保田 「私の頃も とにかくみんな負けず嫌いだったからね。『私もセンターやりたいのに!』とか『ちゃんと歌えないんだったら、私が歌う!』っていう言い合いもすごいしてた(笑)」

TVガイド関西版2007/5.5-5.11   p.109より引用

…さあ、今のメンバー同士はこういった会話をしているのだろうか?

折しも先日、娘。のシングル売上累計が、ピンク・レディを抜いて女性グループ歴代1位となったそうだ。それは誇れる記録だが、それも一朝一夕で達成できたわけではない。初代メンバーから延々と続く娘。の"Spirits"がそれを成し遂げさせたのだと思う。

メンバーは変わってもそこには変わらない精神がいつもある。それこそがモーニング娘。の魅力であり、力の源泉だ。歌い踊ることが大好きな子達… その子達がありったけの元気で笑顔で舞台の上でお互いの魅力をぶつけ合う… それが重なり合ったとき、さらなるパワーを生み出して観る者の心を揺さぶる…

メンバーの卒業・加入を繰り返しても、10年という歴史を築いてこれたのは、まさにその精神の継承があってこそだ。そこに停滞は無い。

常に前に進み続ける姿こそモーニング娘。の魅力である。

…あともう少しで偉大な(こう言っていいだろう)リーダーが卒業してしまうけれども、残るメンバーはぜひその精神を継承して欲しい。残されたわずかな時間でもまだ学ぶことがあるはずだ。そしてそれを次のモーニング娘。に繋いでいって欲しい。…決して先達が築いたものに安住してはならない。一人ひとりが娘。そのものなのだ。

そしてそれは新しいメンバーの気持ちと融合して、また新たな魅力を創り出してくれるだろう。

あと4公演、モーニング娘。っていうものを見せつけてくれ! 期待している。