至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

おんなのうたごころ

『女の部屋に入ったら、帽子をとって後ろのドアを閉めなさい…』

これは、TVアニメ『銀河鉄道999』で、星野鉄郎が病床のエメラルダスの部屋に入った時に、エメラルダスが言ったセリフだと記憶している。

当時、私は小学5年生ぐらいだったが、このセリフに対して子供心に凄く「大人の女」というものを感じたのを覚えている。

人というものは第二次性徴が始まる頃、まあだいたい小学5年生ぐらいから異性というものを意識し始めるようになるが、私の場合もそうだったのかもしれない。

それ以後、自分とは違うもの… 男女というものはある意味お互い「永遠に謎」な存在であり、それ故にそこに様々なドラマが生まれることとなります。

そして人が創り出す「歌」も、時には「おんなのうた」「おとこのうた」として歌われることがあります。


昨日、テレビ東京の番組『歌ドキッ!』においてごっちん欧陽菲菲の『ラヴ・イズ・オーヴァー』を歌いました。…これがすごくよかった。

オリジナルをだいぶ聞き込んだのかと思わせるぐらい、普段の後藤真希とは違うアプローチでの歌唱で、そこに大人の女を感じさせてくれました。

その歌を聴き終わった後、この番組に出演することが決まっている高橋愛に歌ってもらいたいアーティストが一人、頭に浮かびました。

これまでも私はここで、愛たんに歌ってもらいたい歌として、松田聖子の『赤いスイートピー』『瑠璃色の地球』、中森明菜の『セカンド・ラブ』なんかをあげたことがありましたが、今回、頭に浮かんだのは、

中島みゆき

です。

中島みゆきの歌を聴いたのは、私の姉が聴いていたのを横で一緒に聴いたのが最初で、やはり小学生の頃だったと思います。当時は「こんな暗い歌のどこがいいのかな〜」と思っていましたが、今現在、いい大人になって聴くとその「歌心」が深く胸に沁みます。

もうこれは本当に「おんなのうた」なんですね。男には判らない「おんなのこころ」がそこにある。男とか女とかっていう捉え方は、場合によってはナンセンスなものになることもありますが、私はやはり中島みゆきの歌には「おんな」というものを感じます。

彼女の歌唱の中にある、男には永遠に触れることのできない深い女の心が、男である私の心を揺さぶります。

今すぐじゃなくてもいいけれど、二十歳になって大人へ一歩進んだ高橋愛には、いつか彼女のような「おんな」を感じさせてくれるような歌を歌って欲しいなと思いました。

そしてその歌で私の心を揺さぶってほしい。その魅力に虜になるぐらいに。


p.s. 
iTunes Storeで久しぶりに中島みゆきの曲を買って聴いてみた。やっぱりいいなあ… 『しあわせ芝居』とか愛たんが歌ったらどうかな?