至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

ハロ☆プロ パーティ〜!2006 〜後藤真希 キャプテン公演〜 / なら100年会館

奈良に行くのは久しぶりだ。そして、この「なら100年会館」に来たのは初めてでしたが、比較的新しいホールということで特徴のある設計でした。全ての席から舞台までの直線距離が近くなるように工夫されていて、いい会場だと思いました。
ただ2階席はハロプロのコンサートだと少々揺れが気になる構造でしたが… あとスタッフさんが皆、おじちゃんおばちゃんだったのは奈良の雇用政策なんでしょうか?

では、コンサートについて。 また単語の引用から…

エッセンス [essence]

(1)物事の重要な部分。本質。真髄。精髄。
(2)芳香性植物から抽出した香りの成分をアルコールなどに溶かしたもの。香料に用いる。

http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%A5%A8%A5%C3%A5%BB%A5%F3%A5%B9&kind=jn

最近はここの更新をする際によく「goo辞書」を使っています。語句の意味とか確認するのに便利です。今回のハロ☆プロ パーティ〜!に対する私が選んだキーワードは「エッセンス」です。

謎解きは後ほど… まず最初は印象に残った曲について。

愛〜スイートルーム〜 / 美勇伝

今回やった美勇伝の曲の中では、これが一番好きです。前の単独コンサートの時も思ったけど美勇伝の「幸せ感」が溢れている曲だと思います。

SHALL WE LOVE? / 後藤真希辻希美三好絵梨香

個人的にどうしてもあの娘。コン2005春・名古屋を思いだしてしまうんだよなぁ…(苦笑) 今回はあの時ほどでは無かったと思いましたが、高レベルなパフォーマンスでした。

オンナ、哀しい、オトナ / 後藤真希石川梨華岡田唯

ここでの後藤真希の歌唱は本当に見事だった。この曲は音域が広くて、高い部分、低い部分でそれぞれの表現が要求されるわけですが、そのどこを取っても一糸乱れぬという感じだった。
藤本美貴のオリジナルでの歌唱も素晴らしいが、後藤真希の表現で堪能させていただきました。

ドッキドキ!LOVEメール / 辻希美

辻ちゃん久しぶり!…そして相変わらず愛らしい。もうすぐ19歳ってのがちょっと信じられないけど、こういう愛らしい曲をやったらちょっと無敵だね。

大阪 恋の歌 / 後藤真希三好絵梨香岡田唯

…もうこれは「対決」でしたね。これも非常に個人的な見方になりますが、私は先の娘。コンで、この曲での高橋愛のソロパフォーマンスを見ているわけです。それをふまえての「大阪 恋の歌」ならば、例えそれを演じるのが後藤真希であれ、誰であれ、重ねて見てしまうわけです。

感想として、当然のことながら後藤真希の表現は素晴らしかった。…それと同時にその表現に対して「負けてないな」と思った。…かつて名古屋で「負けた」と思わされた人に、今回はそう思えたことが正直嬉しかった…

これ、勝ったとか負けたとか演じる人に対して大変失礼なことであるとは思いますが、敢えて正直に書きました。


…そしてこの後は「恋ING」と続いていきます。そしてこの辺りから私は「ああ、ハロプロって素晴らしい…」という感覚を全体を通じて感じ始めました。

ガラスのパンプス / 後藤真希

今回一番楽しみにしていた曲。ステージの構成上、左右に分かれての表現で、ダンサーは無しでしたが、それは秋コンでのお楽しみでしょうか。…いやもう格好良さの極致でした。あの観客に向かって指差す仕草とかカッコイイんだよなあ… クゥ〜〜〜ッ!って感じw

あとはハロプロパレードへと突き進んでいく… 途中、メロン記念日の「遠慮はなしよ」まで飛び出します。後藤真希辻希美そして石川梨華率いる美勇伝がそれぞれの魅力をステージ上で開花させて「これぞハロプロ」というものを見せてくれます。

そしてそれを象徴する曲へ…

I WISH / 全員

そのイントロを聴いただけで本当に故郷に帰ったような気持ちになる。この曲は「娘。の代表曲」と思っていましたが、「ハロー!プロジェクトの代表曲」であると思いました。
いつどこで誰が歌っても、それがハロプロのステージであるならば、そこはハロプロを愛する全ての人の故郷となる…そんな曲。

そしてそれを歌う5人はそこにそんな空間を作り出してくれました。まさにハロプロの真髄(エッセンス)を感じさせてくれた。

ハロ☆プロ パーティ〜!のような合同コンサートは、かつて批判された事もありましたが、今回のようなハロプロの魅力を凝縮したようなステージであるならば、誰もが納得するんじゃないでしょうか。

ハロプロを愛する全ての者にとって、今回のステージは楽しくそして幸せなものであったのではないか? …そう感じました。この5人はハロプロのエッセンスであると思いました。これが最初の引用の理由です。

最後に、今回キャプテンを務めた後藤真希さんについて。…ちょっともう今のごっちんは無敵状態ですね。敵わないわ。脱帽。松浦さんもそうだが、今のハロプロの二十歳前後の人の充実ぶりは本当に価値があると思う。


…それでねえ、後藤さん。もしよろしかったらこの夏、一度「リボンの騎士」観に来てくれませんか? …そこで主役を演じてる子も、結構いいと思いますよ!(結局、最後まで負けず嫌いw)


p.s.
奈良ってことで、鹿のカチューシャみたいなアクセサリーがメンバーも観客にも大流行でしたが、あれ300円で売ってたとか… そんなんだったら買っとけばよかったかなあ…w