モーニング娘。コンサートツアー 2005秋「バリバリ教室〜小春ちゃん いらっしゃい！〜」/ 周南市文化会館

福岡の次は山口に移動してのコンサート。山口は道重さゆみのふるさとです。彼女にとっては初めての凱旋コンサートということで、本当にいろんな思いがあったと思う。「ずっと前から楽しみにしていた」という彼女の言葉にもそれが表れていました。

と、いうことで私は普段は殆ど高橋愛しか見ていないのですが、今回は、できるだけさゆも見るようにしました。

何ていうんだろ…　やはりふるさとでの公演という特別な状況が彼女にいろんな意味で力を与えていたと思います。緊張と嬉しさとが交じったような、そんな表情が印象に残っています。そしてそれを周りで支える他のメンバーの姿もよかった。

彼女自身のパフォーマンスとしては、いろいろ良い所はあるんですが、ひとつ挙げたいのが『AS FOR ONE DAY』のダンス。彼女は殆ど端の方で踊ってるんですが、あの体を活かした丁寧な動きがしなやかでよいです。

そして今回のこの公演で一番心に響いたのは…　やはり、『ふるさと』での彼女の歌。さゆはどちらかというとメンバーの中ではボーカルで先頭に立つ人ではないけれど、このときのボーカルは立派だった。…オーディションの時から知ってるから余計にその姿を見て感動した。…ちょっとグッときたねえ…

そして最後に一人もう一度舞台に出てきて挨拶するときも本当に嬉しそうだった。ファンに対して何度もお辞儀をして、応える姿がまた印象的だった。

ああ、やはり　ふるさと　は素晴らしい…　　そんな温かさを感じさせてくれる素晴らしいコンサートだった

遠きみやこにかへらばや　遠きみやこにかへらばや