新曲について 続き

しつこいようですが、また新曲についてです。…なんでこんなに引っ張ってるのかというと、やはり私がこの曲が好きだから…というのが大きいと思います。元々、フラメンコギターは好きだし、今回のこの曲もフラメンコ調の哀愁漂うメロディが凄く心地よく響きます。今日はその曲の展開で感じたことなんかを書いていきたいと思います。

まずAメロですが、ここは二人ずつペアで歌っています。「愛マコ」「こんれいな」「さゆりさ」「みきよし」のセットです。…それぞれうまい組み合わせだと思うんですが、特に「こんれいな」と「みきよし」のペアが合ってると思いました。こんこんは歌唱については疑問符がつくところもあると思うんですが、声質的には非常に可愛らしい魅力的なものを持ってるんで、同じくまだ幼い声質が残ってるれいなとのカップリングが非常に良く合ってると思います。あとラストの「みきよし」もここでのパートは比較的低い音程の部分なので、いわゆる男性的な表現ができてていい感じだと思います。

そしてBメロでは突然の小春の抜擢。この辺りはつんく♂Pの思惑そのものじゃないでしょうか…当然、歌唱としてはまだまだですが、ミラクルを印象づける為には十分挑発的な効果はあると思います。

そしてサビの部分…ここはラストの大サビと間の「Sexy Island！」の歌詞の部分が重要ポイントになってると思うのですが、そこに割り当てられたメンバーは以下の通りです。

１番　　　　　「Sexy Island！」れいな　　大サビ　愛
２番　　　　　「Sexy Island！」愛　　　　大サビ　美貴
ラスト前半　　「Sexy Island！」絵里　　大サビ　愛
ラスト後半　　「Sexy Island！」美貴　　大サビ　れいな

…このローテーションが聴いてて本当に心地いいです。それぞれのメンバーが持ち味を生かした歌唱をおこなっていると思います。…ここで選ばれてないメンバーが劣っているというわけではないですが、複数人のグループだとその時その時の担当は選抜になるので、今回はこのメンバーが選ばれたという事だと思います。そして私にとっては今回は大好きな組み合わせでもあります。

あとダンスですが、これもあの三角形の体制になったままで横にスライドする所とか凄く見応えがあると思います。各メンバーの距離がほとんどズレずにそのまま平行移動してまた戻ってくるという…　特に今回の夏ハロでは真上からのカメラがビジョンに映し出されるので、その辺が非常によく確認できます。ペアで手を叩きながら入れ替わる所も軽快だし、間奏部分の「魔法使い？」のような幻想的な仕草もメロディにあっていて、見ていて引き込まれます。

このように今回の新曲は、やはり全体を見て、そして全てのパートを聴いて初めてその全ての魅力が享受できるのではないかと思います。…それはコンサートの場に行って、それなりの近い席で見なければ実際は難しいのですが…　

明日から様々な歌番組で新曲が披露されますが、フルは難しいとしても全てのメンバーの動きや全体のダンスの魅力を映し出すようなオンエアであれば…と思います。普段は娘。を気に留めない人達も振り向かせるようなものであれば…　期待します。