安倍なつみファーストコンサートツアー2004〜あなた色プレミアム〜 / 大阪国際会議場メインホール
このツアー最終日ということもあって、平日だというのに9割方の集客でした。会場に入ってまず思ったことは、「明らかに客層が違う」ということ。顔ぶれとかそういうものではなくて、やはり「なっちのファン」が集まってるという印象を強く持ちました。こう感じるのは、私が高橋愛ファンだからかもしれません。あと女性と子供の声援が多いのも特徴的でした。そんな中、最終公演が始まりました…
- 1.恋のテレフォンGOAL
ピロリロリンです(笑) あいかわらず明るく元気ななっちからスタートです。足もよくあがってました(笑)
この曲を聴くと「仔犬のワルツ」を思い出します。ワルツどうしてるかなぁ…
- MC-
本日は最終公演ということで、かなり特別な気持ちで臨んでいる感じが伝わってきます。大阪はファーストコンサートの最初の地であり、主演ミュージカルでも最初の場所で、そして今回ラストいうことで非常に思い出深い場所だという話をしてくれました。そしてバックには「FINAL」の大きな文字が…ただこのツアーの打ち上げは前回の広島で行ったそうで、その話は後のMCで話してくれます。
- 3.恋にジェラシー申し上げます
「だって生きてかなくちゃ」のc/w 当然私はシングルも買ってますのでちゃんとiPodに入ってるのだ。友達の中ではこの曲だけ知らないという人もいました。
- 4.ふるさと
きました…イントロが流れるだけでそれとわかる曲。この歌の時、何故か愛たんが思い浮かびました。ベストショットで歌ってたからですかね。目の前で歌うなっちと心の中で愛たんと重ね合わせてました。
- MC-
この辺はひょっとしたら前のMCの内容だったかもしれませんが、記憶がちょっと曖昧なのでその辺はご容赦を。…今回は本当にラストということで、この辺りではまだ表には極力出さないようにしてたみたいですが、なっちの言葉だと「どくどくどくどく…」というような鼓動が常に体を支配してたみたいです。その辺はまた後でわかるのですが…
- 5.メドレー 〜Memory 青春の光、真夏の光線、黄色いお空でBOOM BOOM BOOM〜
裕ちゃん、圭ちゃん登場。いや圧巻。…最初のMemoryではまた愛たんが思い起こされました。娘。ツアーでのボーカルが印象深かったからかも。真夏の光線はコーラスからのスタート。この演出は知らなかったので凄く新鮮でした。そしてラスト。ちょっと一緒に踊らせていただきました(笑)…スーツ姿なんであくまで控えめに(笑)
- MC-
裕ちゃん、圭ちゃんを交えての3人でのトーク。…やはり最終公演とあってこれまでのツアーを振り返って、いろんな事があったねえという思い出話。3人ともツアーを無事やり遂げたという感慨に満たされているようでした。なお前日の広島の打ち上げでは、裕ちゃんにそそのかされて?なっちはお酒に挑戦したようで、「カシスウーロン」をかなり飲んだみたいです。圭ちゃんはヨン様のモノマネのかぶり物がウケなかったことが反省点だとか(笑)この3人のトークは本当に楽しいね。
そして裕ちゃんの「この3人で歌うことはひょっとしたらもう無いかもしれないけれど、こうやってここに立てるのは、温かいファンのみんながいるおかげです」という言葉が感動的でしたね。3人ともこのツアーで、スタッフやファンやその他いろんな人に支えられてやり遂げることができたということを強調してました。
- 6.恋する女の子どすえ
アップテンポなナンバー。ノリノリです。
- 7.せんこう花火
こちらもおなじみの曲。ちょっとだけ しげみ を思い出しました。ちょっとだけ。
- 8.…ひとりぼっち…
なっちのボーカルを堪能できる曲。後藤真希が「涙の星」なら今回のツアーでの安倍なつみの曲はこれだと思う。そして今回この曲の時、イントロが始まっても「なっち〜!なっち〜!」と叫ぶ輩に対して客席から「うるさいわ!」と一喝する御仁がいらっしゃいました。そう叫ぶことが良いか悪いかは別の議論になりますが、その後、明らかに声援が止んで皆、曲をちゃんと聴く体制になりましたね。…この曲のなっちのボーカルはちょっと鳥肌立ちました。
- 9.DO MY BEST / 中澤裕子
裕ちゃんの曲。関西ということで超ノリノリでやってくれてたと思う。
- 10.おもいで / 保田圭
きました。この曲も好きです。いいねえ〜 大人のボーカルです。巷ではヘソのお話がありますが2階席からではあまり確認できませんでした(笑)
- MC-
裕ちゃんと圭ちゃん二人でのMC。またこのツアーを振り返っての話。ここでもファンのみんながいるからという話をしてくれてたと思います。あと、この時おそらく最前の人のものと思われるサイリウムが舞台に落ちてるのを見て圭ちゃんが「いけませんよ〜こういうことしちゃ〜。なっちが怪我とかするかもしれないでしょ。」と軽くたしなめて拾っていました。…まあわざとじゃなくて飛んでいってしまったものと思いますが、そういうのは注意しないとね。
- 11.晴れ 雨 のち スキ
…きた… もうこの曲を聴くとさくら組を思い出さずにはいられない… バックも舞い散るさくらの花びらが… 何も言うことはないです…
- 12.トウモロコシと空と風
トウモロコシです。あの振り付けはまだ覚えてませんが(笑)
- 13.22歳の私
あーこの曲を聴くとこんどは横アリ卒コンを思い出します。…なんか思い出してばかりですが(笑) それだけいろんなシーンでなっちがいたということでしょう…
- MC-
こっからですね。本当の今日のなっちの心境が垣間見られたのは… 今回最終ということで本当はかなり本人は心に思うところがあって、一曲一曲歌うたびに気持ちが溢れてくるのがわかっていたそうです。それを最初の段階では努めて出さないようにしてたようですが、この辺になってくるとそれができなくなってきて、もういっぱいいっぱいでしたね…
ファンにいろんな気持ちを伝えたい… 感謝の気持ちとか、このツアーをやりとげた自分の気持ちとか… それが心の中で一杯になってうまく言葉にできない…そんな感じで見てて「大丈夫。喋らなくて良いから。伝わってるから。」と思いました。実際「伝わってるから!」と叫ぶ人もいました。
「今日はここまで本当に早かったです。 …いや、早くないか…」という言葉になっちの本当の気持ちが詰まっていたと思います。
- 14.あなた色
「来てくれた皆さんのために歌います」…そんな感じのMCだったと思います。あなた色…このツアーのタイトルにもなっていますが。ツアー最終に心を込めて歌う姿は圧巻ですね。
- (アンコール)
当然「なっち」コールの大合唱。鳴りやみませんよ。
再登場したなっちはもう感極まって殆どまともなMCができない状態でした。顔や言葉は笑顔で話してるんだけど、言葉になってませんでしたね。こう泣かないように、泣かないように必死で我慢しながら話してましたけど最後はやっぱり泣いてましたね…
「本当にありがとう…」とかそういう言葉があとからあとから出てくるばかりで、心に言葉が追いついていないようでした。「7年前「愛の種」が初めて完売したのがこの11月でその時は、まさか自分がこんな会場で一人でこれだけのお客さんを前に歌うことができるとは夢にも思わなかった。それが今こうしてみんなの前で歌えるのも、歌うことが好きだという気持ちとファンのみんなの温かい応援のおかげです」と、確かそう言ってくれていたと思います。その言葉を聞きながら、そこにかつてのモーニング娘。の魂を見た気がしました。自分が今最も応援している人と重ね合わせて…
- 15.腕組んで帰りたい
- 16.ダディドゥデドダディ
最後はもううまく表現できません。ここまでもうまく表現できてるかどうかはわかりませんが…魂を語る者達のフィナーレです。
…そして最後の最後、割れんばかりのなっちコールの中「シーッ!」となっちが言うのでみんな黙ったら
「…愛してるよ!!」
そう力の限り叫んでその人は去りました。爽やかな感動を残して…
以上、私の稚拙な文章でどれくらい正しく表現することができたか分かりませんが、今回のコンサートのレポです。今回のコンサートに参加してない人にもなっちの今の姿が少しでも伝わればと思い書かせて頂きました。