至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

紅白雑感

本日今年の紅白歌合戦の出場者が発表されました。

第55回 紅白歌合戦 / NHK
http://www3.nhk.or.jp/kouhaku/

ハロープロジェクトからはモーニング娘。後浦なつみW(ダブルユー)の3組が出場。 …しかしながら、娘。とWは一緒に歌う形なので実質は2組です。

…いかがなものか。ここで以前に初めて後浦なつみのアーチスト写真を見た時の自分の日記を振り返ってみた。

ユニット大好き小池さん
http://d.hatena.ne.jp/shijo/20040824

いやあ、なかなか好き勝手な事書いてますね(笑)。自分で今読み返してみてもなかなか辛辣だ。しかしこの時点でもう「紅白対策」とかっていう言葉を使っているところを見ると、少なからず巷でもそういう受け止められ方をしていたんだろうな。

で、今回あからさまにきたわけですよ。今でも私は後浦なつみのCDは買ってません。なぜなら歌を聴いた後でも欲しいと思わなかったから、です。当然このユニットが好きな人はたくさんいるだろうし、そういう人にとっては今回の出場は嬉しく思われている事でしょう。 …だた私個人としては今回の結果は、ただただ残念でしたね…。


紅白歌合戦というのは昔はそれはそれは権威のあるもので、それに出られるということは一つのステイタスを与えられたのと同じで、次の年からギャラは上がるし、知名度はアップするしで、初出場者は感極まって泣いてしまったり緊張のあまり歌詞を間違えたりと、いろいろ話題に事欠かないものでした。 ところが今はどうか…放送網が整備されて現在殆どの地域でいろんな番組が見られるようになっています。紅白だけが年末の娯楽では無くなりました。また、価値観の多様化で「紅白出場=一流」という図式も遠い昔の事となっています。

平気で出場辞退者が続出し、NHKの方が頭を下げて出演交渉に当たってる昨今です。そんな中、今回の出演からは、UFAとして「できるだけたくさん出場させる」「参加することに意義がある」というような考え方の印象を受けます。まさかNHKの方から後浦なつみにオファーがあったとは考えにくいでしょう。

もちろんその考え方は間違いではないでしょう。昔ほどではなくても未だ視聴率40%以上を取れる番組に出演すること自体、まだまだ影響力はあると思います。みんな出演することによってハロープロジェクトをできるだけ世間にアピールすることには繋がると思います。

しかし、紅白出場のもう一つの意義として、この一年間本当に頑張ってきた人達に、或いはこの一年も変わらぬ努力をし続けた人達にその場が与えられるものではないかと思います。また今年の紅白のテーマとして

皆さまに「希望」を持っていただけるよう、「愛・感動・希望の歌を」をテーマに、「ことし流行した歌」や「話題曲」の数々をじっくり味わっていただくステージ番組とします。

と、あります。そういうのを見て果たして今回の決定がそれに見合ったものなのかなあ…と素朴に思います。松浦亜弥安倍なつみ後藤真希のこの一年はなんだったのか。彼女達のこの一年の総決算が、あの期間限定のユニットとしての出場だとしたらやはり残念ですね。

今となっては後浦なつみが本当に紅白対策だったのかどうかは分かりませんが、今年の実績から見ても個人的には出演としては「モーニング娘。」と「松浦亜弥」と考えます。そしてもし同じ出演者とするならば、W、安倍なつみ後藤真希モーニング娘。と一緒に出て、そこで「愛あらば IT’S ALL RIGHT」を歌ってくれたなら…と思います。

まあ今となっては勝手な妄想でしかないですが… ある辻希美ファンの書き込みがありました。

『卒業ってなんだろう…』

その答えはこれから出していくしかない… それぞれのファンはその姿を応援していくしかない…