安倍なつみファーストコンサートツアー2004〜あなた色〜 / 大阪厚生年金会館
「洗練」・・・「人柄や趣味などを、あかぬけのした優雅・高尚なものにすること」/Yahoo!Dictionalies
一言で言えばこのライブの印象はそうでしょうか… 詳しいセットリストは他所に任せるとして今回はまさに「懐かしのモーニング娘。」を思わせる内容だった(実際はアルバム曲とかあるし違うんだけどね)…中澤裕子と保田圭が参加し「サマーナイトタウン」を歌う、「抱いて!Hold on me」を歌う、「せんこう花火」etc… さながら「在りし日のモーニング娘。」という趣があった しかし一番強く印象に残ったのは冒頭の「洗練」というものだった
安倍なつみは長らく娘。でセンターを務め、娘。のマザーシップとも呼ばれた存在だが、初めてのソロツアーということで、どんな感じなのかと思っていましたが、実にそつなく全ての曲を「なつみ色」で表現していました。 当たり前?…いや、そこには6年間という歳月で積み重ねた経験や努力やその他いろんなものが集まっている 簡単にやっているようでそこにはこれまでの安倍なつみの全てが関わっていると思う 「ソロ」になる、「ソロ」でやっていくというのはこういうことなのかと改めて思い知らされた… これまでにもあった同じ歌でも「ソロの安倍なつみ」が歌うものは違う それが「洗練」という言葉を思い浮かばせるものでした
しかしだ!そこで今、話している安倍なつみは昔と何も変わっちゃいない…6年前、室蘭から出てきた田舎少女そのままだ このギャップはなんなのか… 今も昔も変わらず安倍なつみの温かな優しい気持ちで全体を包んでくれる でも歌の表現は6年前とは全然比べ物にならないものだ これが「ソロ」になれる人か MCでは本当にたどたどしくこんなことを言っていた… 「ソロになってこれだけの人が私の為に集まってくれるのが幸せだ その気持ちをうまく表現できない」と…
「洗練」と「純朴」 それが今の安倍なつみには同居している そしてその存在は今も昔も変わらず皆を温かく包んでくれる…まさに「母船(マザーシップ)」 昔ながらのファンも新しくファンになった人も同じ感動を共有したんじゃないだろうか ライブMC中、4〜5歳くらいの女の子の「なっちー」の声援が飛んだ はにかみながらそれに答える人がそこにいた まいった 偶然といえばそれまでだが、老若男女全てに支持されるものがそこにはある
愛たんはなれるかな? こんな存在に… ふとそんな想いが頭をよぎった… 続いていきます