至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

舞台『ハイスクール歌劇団☆男組』 / 天王洲 銀河劇場

行ってきました、天王洲。やはり9/14で本人が舞台出演となれば行かないわけにはいかないでしょう。しかも今回はなんと!最前どセンター(A-18)というチケットを送ってきてくれました!

…うーん、俺は持ってるw

では公演レポを。内容としてはズバリ青春ドラマ。全体として青い青いムード満タンとなっています。ストーリーも分かりやすくラノベを舞台化した感じ。…実際にノベライズされて9/7に発売となっています。

ハイスクール歌劇団 男組 (幻冬舎文庫)

ハイスクール歌劇団 男組 (幻冬舎文庫)

特徴的なのが今回の舞台で上演されるのは「ハイスクール歌劇団」の三ヶ月後の姿、つまりアナザーストーリーなのですが、本筋のドラマが10/6(土)にTBS系で放送予定で舞台の方が先にお披露目という… 非常に珍しい展開となっています。

男子校の高校生達が男なのに女役を演じる宝塚歌劇とは逆のパターンで劇団を結成し、様々な困難に立ち向かいながら成長していくという青春ストーリーです。…これは東海高校に実在する「カヅラカタ歌劇団」をモデルにしているそうです。…「パタリロ!」にも「ツタカヅラ歌劇団」ってのが出てきたことあったなw

その男だらけの歌劇団が今回は北園女子高の女子演劇部のメンバーと共同で一つの舞台「ロミオとジュリエット」を作り上げながら恋あり成長あり涙ありの青春ドラマということで… うーん、やはり青いw

そして出演している俳優陣も青い、というか若い。高橋愛さんは北園女子演劇部の中では最年長なんじゃないですかw まあなんとか制服はまだ似合ってましたけどw そういうわけでこの舞台は出演者達の若い血潮(Young bloods)が一番の魅力ポイントとなっていると思います。

なのであまり気張らず気楽に観るのがよいでしょう。私なんかは宝塚歌劇とかロミオとジュリエットとかいうと、これまで観てきた実績がありますが、それはそれとしてこちらはこちらとしてって感じ。

出演者ごとのレポはまたこの後も何回か観るので今後に書くとして今日は高橋愛さんについて。

…いやー凄いねえ… 正直、彼女はモーニング娘。を卒業して最初がいきなり帝国劇場の東宝ミュージカルで、それと比べるとこちらの舞台は単純に規模も小さいし、いわゆる「格」も違うわけです。…まあそういう概念で舞台を差別することは宜しくないと思いますが現実問題としてそういうのはあります。

しかし彼女の舞台人としてのスタンスは全くブレないというか変わらないんですね。今回の舞台中に演じられるロミオとジュリエットも内容こそ踏襲してますが、配役として男と女が入れ替わってるから新宿二丁目劇場といいますか、観ようによっては茶番なわけです。(もちろん青春ストーリーなので、その青臭さこそが演じられるべきものなのですが)

しかしそういうシーンであっても、例えばロミオが親友のマーキューシオを殺されて逆上してティボルトを発作的に殺めてしまう有名シーンでは、まあ彼女の瞳から大粒の涙がボロボロと… それ最前で観ましたけど、これは凄いな、と。

彼女の中では「演じる」ということに貴賎はないんですね。例えそこが帝国劇場だろうが銀河劇場だろうが単なるイベントだろうが、こと高橋愛として舞台に立つということは、表現者高橋愛として表現することである、という自覚をまざまざと見せつけられました。

かと思えば、ツンデレ女子高生をミニスカ太もも丸出しで見せつけられますしねえ…w あのハムストリングスの発達はいつもながら素晴らしいと思いますw …別に太ももばっかり見てたわけじゃない!…最前センターだからちょっとガン見しただけだ!

…いや、申し訳ありません。本当にありがとうございましたw

と、いうわけでですね、今回の舞台も高橋愛表現者としての魅力が十分に発揮された舞台となっています。そして昨日は高橋愛さんの26歳の誕生日だったわけですが、公演終了後のアフタートークショーで当たり前というかハッピーバースデーサプライズがありました。…まあ本人はいつもながら照れ隠しの柄の悪い口調で、あいすくりーすでも言ってたように26歳はもっと大人だと思ってたとか言ってましたw もう「にじゅうウン歳」とかごまかさないといけない歳になってきたということで自覚して頑張っていってほしいと思いますw

主演の鎌苅くんはじめ、出演者の皆さん、ありがとうございました。今のカンパニーは非常にムードがよくまとまっている印象です。千秋楽までこの舞台を高めていってほしいと思います。