至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

喜劇「ハムレット」&悲劇?「ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ」/渋谷区文化総合センター大和田さくらホール

知り合いの方にチケットを譲っていただきまして、当初観劇予定の無かった高橋愛出演の舞台を観に行ってきました。
こういう一般の舞台を観るのも久しぶりでした。普段はヅカしか観ていないので・・・w

さて、題目はもう説明する必要もないくらい有名なシェイクスピアハムレットですが、当然この舞台としての演出は、なされております。
観劇した感想としては、やっぱり規模の小ささを最初に感じました。まあ普段からキラキラの宝塚舞台を観ている弊害があると思いますが、会場の規模やセット、衣装の出来とかどうしても気になってしまうんですよねえ・・・
演出面でも特に奇抜な展開があるわけでもなく、少し笑いの要素はありましたが全体としてはスタンダードだったと思います。二幕も私の観た回は博多華丸・大吉のお二人が出演されましたが、まああんなもんでしょうw

もちろんこういう小規模な演劇にはまたそれの良さがあると思うんですが、一回観た限りではその深いところまでは感じ入ることができなかったです。
キャストもジャニーズ、吉本、そして高橋愛その他とバラエティに富んでいますが、いまいちそのキャストの必然性というか価値も感じることができなかったです。それぞれの演者は持ち味を発揮していたとは思うんですけどねえ・・・

高橋愛のオフィーリアの演技も、例の狂気のところはさすがでしたが、言ってみればそこだけですしねえ・・・
そして私が観た回はお客さんの入りも悪かったです。他の回はどうだったのか分かりませんが、あの客入りだと、ちょっと演者も可哀想かなと思いました。

だからちょっと語弊があるかもしれませんが、この舞台は「同人」のような印象を受けました。特にどこかの企業がスポンサーについてるわけでもないし。
いったいどこから高橋愛出演のオファーが来たんでしょうね?w まあ別にいいんですけど。

まあでも一つの舞台に立つということは彼女にとって何らかの成長を促すものは確実にあったと思いますし、それをその次に活かしていただければと思います。