星組公演 バウ・ライブパフォーマンス『摩天楼狂詩曲（ニューヨークラプソディー）』−君に歌う愛− / 宝塚バウホール
ともみんバウ公演を観てきました。いや〜、これが凄く良かったです。ストーリーとしては典型的な青春ドラマで、ロックスターを夢みるアンソニーとその恋人ナンシー二人が様々なすれ違いを経験しながらも最後はハッピーになるというもの。こう書くと平凡ですが、とにかく主演のともみん（夢乃聖夏）がこの役にどハマりしてて、まさに「俺はマンハッタンの頂点を目指すぜベイベー」な姿が観ていて本当に清々しくて良かったです（＾＾） そして周りを固める星組生徒もそれぞれ持ち味を発揮していて、笑いあり感動ありの青春ドラマになっています
…いや〜やっぱりバウ公演はこうでないと！ 最近なんか固いストーリーの物が多かったような気がするんだよね〜 バウは若手中心なんだからパッと明るいドラマも観たいわけで… 鈴木先生グッジョブでした。それと注目すべき点としては公演中にバンドメンバーの演奏シーンがあるのですが、最初と最後は実際に演奏してました。皆さん練習したんでしょうねー こちらもグッジョブでした。
あとこの公演は後半役替わりがあるんですけど、できればそっちも観たかったなー（＾＾； あの役が替わったらどうなるのか観たすぎるｗ
ではキャストごとの感想を。
いやーとにかくナイスでした。もうこういう役がハマると演出家も分かっていて敢えて主演でやらせていることもあって、ぴったりでした。でも実際にそういう役ほど自然に演じるのは難しい面もあるのだけれど、ともみんは凄くいきいきと演じていて鼻につくこともなく清々しかったです。それと背が高いねー …ヒロインの子がヒール履いてて、ともみんは普通のライダーブーツやスニーカーなのにまだ頭一つ上だもんな。ダイナミックで若さ溢れててまさに夢乃聖夏の魅力溢れる舞台でした。男役10年、脂がのってきましたね（＾＾）
- ナンシー・キャンベル/音波みのり
こちらも典型的なヒロインなんだけど、スマートに演じられていました。正統派な役柄だけにこちらもかえって難しい面があると思うけど、それが自然に演じられているのは中々評価されるべき点だと思います。91期ですみ花ちゃんと同期なんだねー、これからも楽しみな存在です。
- アイス・クレマン/美弥るりか
みやるりさん、今回はイケメンエリートサラリーマンの役。…しかも色気たっぷりｗ こういう色気を醸し出せる男役さんは貴重な存在だよねｗ これからもドンドン醸し出してくださいｗ
- エディー・スタンレー/壱城あずさ
しーらん、今回はオチャメなバーテン。いやこのエディとアンソニーのBARでの絡みが最高だったわｗ とにかく笑えるｗ でもフィナーレではきっちりイケメンで華麗なダンスを披露してくれます（＾＾） しーらん、マジでかっこいいわー、好きだわーｗ
あと、このエディは後半は、みやるりさんが役替わりで演じるんだよなーｗ どうなるんだろ？ 観たかったわ〜ｗ オチャメな、みやるりが想像できんｗ
- クレア・エヴァンス/妃咲せあら
いやもう上手すぎｗ マジでｗ 今回はヒロインのナンシーの同僚という役柄ですが、もうこれが最高に上手かった！ こんなオチャメで楽しい役もできるんだねー いや本当に素晴らしいｗ 今回の舞台の影のMVPですよ、必見！ …二幕で出てきた新車が初日はスケボーだったのに今日はローラースケートだったｗ あれって毎回変わるのかな？ｗ 明日以降観る人はレポして欲しいｗ
あとはバンド仲間のメグを演じた華雅りりかちゃんも可愛くて良かったです。後半はヒロインのナンシーをやるんだよね〜、これも観たかった。同じくバンド仲間のギターの子もイケメンで良かった（名前分かんないけどｗ） その他、ベテラン勢もしっかりと、ともみん含めた若手を支えていて、まさにこれが『星組クォリティ』ってやつでしょうか？ｗ 素晴らしかったです。
いやー、いかんなー、星組はトウコさんの頃は一番縁が薄い組だったのになー、なんか最近はずっと星組ばっかり観ているような気がするｗ しかも良い作品が多いんだよねー、星組さんは。本当に嫉妬するぐらいですわｗ
というわけで、明日は博多座に行ってまいりますｗ
