至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

月組公演 ミュージカル・ロマン『ラスト プレイ』−祈りのように−/ファンタスティック・ショー『Heat on Beat!(ヒート オン ビート)』

今日は月組公演を観に行ってきました。月組トップスターの瀬奈じゅんさんの退団公演となります。…しかし今回はチケット手に入れるの危なかった(^^; 本当に最後はオークションに頼ろうかと思ったもんなあ… たまたま公式サイトのチケット状況を見たら、戻りがあったのか10/10(土)のB席が復活していたので買えたけど… 勢いで東京宝塚劇場のチケットも押さえたもんなあ… こっちで観に行けなかった時のために。というわけで12月にもまた東京に観に行きます。(千穐楽じゃないけどね)

それで今日、劇場に行ったらサバキの人がたくさん出ているのにちょっとガッカリ(^^; そこでさばくんだったら最初から押さえないでくれよw 劇場まで来られる人はいいけど、そうじゃない人もいるんだから。


さてさて今回の舞台ですが最初の芝居は正塚晴彦先生の作品です。ハリーさん(正塚先生)というとハードボイルドな男の友情ドラマに定評があるって感じですが、今回の『ラストプレイ』もまさにそんな感じになっています。孤児院で育った主人公のアリステア(瀬奈じゅん)が幼い頃からの夢であるピアノのコンクールに出場するも、本番中に気持ちの昂ぶりのあまり意識を失い失敗してしまって失意のどん底に陥る。そんな時にたまたま刑務所から出所した古美術商のムーア(霧矢大夢)と出逢い、その友情を通じてかつての夢であったピアノに対する希望を取り戻す…といった内容。

ハリーさんらしい「男のドラマ」がずっと展開されていきます。舞台の盆回し多用もあいかわらず(^^; …それでもってクライマックスシーンのあの「超展開」は驚いたw(←ラストじゃないよw) ああいうところがハリーさんのセンスというか洒落たところなのかもしれないですねw 嫌いじゃないぜw これはなかなか必見ですw

全体としてアサコさん独特の繊細な格好良さが貫かれた舞台となっています。宝塚男役・瀬奈じゅんの最後を飾る作品としては、いいんじゃないでしょうか。

では配役ごとの感想を。

いやあもうやっぱり瀬奈じゅんという方は一つの「男役」というのを完成させたというか作り上げた人だと思います。宝塚歌劇の男役といっても「たくましさ」を感じさせたり「温かさ」を感じさせたりと、いろいろなタイプがあるかと思いますが、アサコさんは「粋な格好良さ」をある意味極めた存在であったと今にして感じています。本当に洗練されていて繊細な格好良さを感じます。この作品でも不遇の天才ピアニストであるアリステアの繊細さと秘めた情熱の激しさのバランスが絶妙だったと思います。…本当に男でもなかなかこのレベルの奴はいないぜ(^^; 心の中に爽やかな風を残して去っていく… そんな感じの舞台でした。

そんなアサコさんに対して、きりやんは「包容力」の人ですよねえ… これもずっと前からそう感じています。アリステアに対する力強い優しさが印象的でした。この二人のコンビもこれで最後かと思うと、やっぱり淋しいですね。


なんだろうなあ… 今回は退団者が多くて、その他にも、しずくちゃんや、あいあいや、あひたんや、まさおくん、みりおくん、もりえさん、そのかくん、マギーさん、…いろいろ印象に残る点はあるんですが、今日はこの「あさきりコンビ」で胸がいっぱいかなあ… 特にハリーさんの舞台で主演娘役が不在だから余計にそう感じるのかもしれないけれど。

そんなわけで続きはまた12月東京に観に行った時に書きます。

  • その他あれこれ

・アリステアがコンクールで気を失った時に弾いていたのはベートーヴェンの「ピアノソナタ第23番ヘ短調作品57“熱情”」の第三楽章ですね。それ以外にもショパンのワルツとかピアノ曲がたくさん出てきました。
・「祈りのように」っていう副題がついているから、てっきり"pray"だと思っていたら"play"の方だったとかw



今回の公演定食



5000円分たまったので応募してこようw



今回のショーのオープニングセット


ところで今日、東京宝塚劇場の方では雪組公演に久々に愛たんが観に行ったらしいねw しかもマコと一緒にw

今回は、愛ちゃんと私が大好きな水夏希さんがトップの雪組公演「ロシアンブルー」を見てきました


http://www.mbga.jp/.pc/_dia_view?d=623157384

例のアドリブの所は「LOVEマシーン」ネタだったらしいw ムラにもまた観に来ればいいのにな(^^)