モーニング娘。プレゼンツ 高橋愛・新垣里沙 プレミアムサマーディナーショー / リーガロイヤルホテル大阪
昨日行ってきました。久しぶりだねディナーショー。今回はガキさんとのコンビでの開催となります。ディナーショーの醍醐味というのは、やはり生演奏であることと普段のコンサートではあまり聴けない曲をやってくれるということ。また歌が中心となるので、特に高橋愛の本気の歌唱を聴けるという意味でも価値あるものだと思います。(まあ普段のコンサートでも本気ではあるんだろうけど)
二人での開催ということで、二人一緒の時とそれぞれのソロの場面があるわけですが、今回は特に二人がソロで歌った曲の中から印象に残ったものについて書きたいと思います。
まずは新垣里沙から。
・三日月/絢香
他にもハローでお馴染みの「声」とかドリカムの「サンキュ」を歌ってくれましたが、個人的にはこの歌唱が一番印象に残りました。オリジナルの作者である絢香は新垣里沙とは同世代であり、この歌の中で表現されている心情などは共感するところもあるかと思います。その気持ちをまさにそのまま乗せるような歌唱でした。
先日、5期メンバーは8周年を迎えましたが、一番幼かった彼女がこういう歌唱を披露するようになったんだなあと思うとちょっと胸に迫るものがありました。彼女の今回の選曲には共通するテーマとして全てに「感謝」があり、その気持ち=魂(soul)を存分に込めた歌唱は聴き応えがありました。
では次に高橋愛。
・Stuck / Stacie Orrico
ひょっとしたら宝塚歌劇の曲を歌ってくれるかなという期待もありましたが、今回彼女が選んだのは好きな英語の曲2つと娘。オーディションの時に歌った倉木麻衣の『冷たい海』。英語の曲では私も大好きな映画『ローズ』の主題歌である"The Rose"を歌ってくれました。それも良かったのですが、個人的には同じく英語の曲であるステイシー・オリコの"Stuck"が非常に良かったです。
ステイシー・オリコも高橋愛と同世代の歌手であり、本人も非常に好きなので今回はディナーショーの曲として選んだと言っていました。こういったアーバンコンテンポラリーに属する曲というのは、日本人がイカした歌い方をするのがなかなか難しいと思うのですが、好きというだけあってさすがの歌唱でした。非常にsoulfullである意味、日本人離れしていたと思います。この曲を聴けただけでも元は取れたかなと思いました。…普段のコンサートでは絶対に聴けませんからねえ…
そんなわけで久しぶりのディナーショーは個人的にはかなり満足いくものでした。また冬ぐらいにやってくれたらと思います。
p.s.
ディナーショーの昼の回で客席巡回中に、愛たんに握手しようとして立ち上がった人がいた。すぐに係員が飛んできて事無きを得たが、ああいうことは止めて欲しい。
あと、できればもうちょっとショーの時間を長くしてくれたらなあ。曲はやはり全てフルで聴きたかった。