アトリエ・ダンカン プロデュース『オペラ・ド・マランドロ』/東京芸術劇場 中ホール
久しぶりに宝塚歌劇ではない演劇を観に行ってきました。
なぜ観に行ったかというと、元宝塚歌劇の演出家であった荻田浩一先生の演出でもあり、また元モーニング娘。の石川梨華さんが出演しているということもあってです。
今回の作品は『三文オペラ』という戯曲が原作です。これまでも映画化や舞台化されており、今回はブラジル版のミュージカルとしてアレンジされたものです。原作の『三文オペラ』は読んだことがなかったので今回の観劇で初めてその内容を知ることになりました。
そういったことから全く先入観無しで観ることができたと思います。
観た感想としては、ところどころに現実と非現実が混じり合うような感覚は荻田先生っぽいところをだなと思いました。それと別所さんをはじめ、主要な役者さんのレベルの高さを感じました。その中で石川梨華さんはなかなか奮闘していて良かったと思います。…心配されていた歌唱の方も大きな乱れは無かったと思うし…w
ただ全体としては初日ということもあってか固さも見られました。ブラジルのミュージカルという意味では、それほど熱さも感じなかったし。オカマのジェニ役の田中ロウマさんが、なかなかの怪演ぶりで良かったです。今回の観劇で大体の話の中身とかも理解できたので、次の大阪公演を観たときにまた詳しいレポを書きたいと思います。
そうそう、初日の舞台には娘。さん達全員来てたそうですよ。私は確認できなかったけど。あとBerryz工房の茉麻と梨沙子も来てたとか…。ストーリーまで理解できたかどうかは分からないけどw