宙組公演 ミュージカル・ロマン『薔薇に降る雨』/ ロマンチック・レビュー『Amour それは・・・』 / 宝塚大劇場
久しぶりに宝塚歌劇を観劇してきました。今回の宙組公演はトップコンビの退団公演となっています。…それ以外にも退団者が何人かいて、一つの区切りの公演という感じ。…区切りといえば今回の宙組公演では第95期生のお披露目公演ともなっており、いつもの口上がありました。こういうきちんとしたお披露目の挨拶を行うというところも、私が宝塚歌劇に好感を持つところ。
では公演の感想を。…あと3回は観に行くので今日は第一印象だけ。
『薔薇に降る雨』はハリーさん(正塚晴彦先生)の作品にしては、そんなに奥深くもなく長台詞もなく、さらっとした感じ。まあ宙組でしかもトップの退団公演で、革命がどうのこうのやられても困るしw …盆回しは相変わらずだったけどw
物語の設定は、もう使い古されたと言ってもいいぐらいの、ありふれたものだったけど、敢えてそういうありふれた男女のすれ違いを、あのキラキラコンビにやらせるところにハリーさんの思惑があるような気がします。
それはショーの方でも感じることで、岡田先生の「ロマンチック・レビュー」シリーズということだけど、こちらも退団公演って感じがあまりしない内容でした。…どうしても退団公演となると、それを思わせる演出が入って、言ってみれば「泣き」が入るような展開が多いんだけど、なんか最後まで華やかにって感じでした。
…これもキラキラの宙組コンビは、最後までキラキラと輝きながら去っていくということでしょうか… まだ実感が湧きませんが。
そういえばトウコさんも、あと少しなんだなあ… こちらもまだそんな感覚じゃないですが… とりあえず申し込んだパブリックビューイングが当たることを祈ってます。