至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

モーニング娘。コンサートツアー2009春〜プラチナ 9 DISCO〜 / びわ湖ホール 大ホール


帰ってきました。では、さっそく書こうか、その凄い娘。コンとやらを…

今回の春コン初参加となります、滋賀県びわ湖ホール滋賀県といえば、娘。メンバーの光井ちゃんの地元であるわけで、今回はその凱旋コンとなります。
実は私は、このびわ湖ホールに来たのは初めてなのですが、まず大津の駅を降りた印象はというと、「…さびれてるなあ(^^;」って感じでw これは別に大津がどうのこうのじゃなくて、仕事で隣の駅の膳所に行ったときもそうだったんだけど、今の不況の波を如実に感じさせる風景がありました。最初に駅前のショッピングセンターで昼食を取ろうと思ったら、元々あった店舗が2、3閉店してるとか、開いてる店も従業員がほとんどいなくて昼の忙しいときに、切り盛り出来ない状態だとか…(^^; びわ湖のそばのなんとか郷土記念館も47年の歴史を中断して閉鎖してるとか…

いや〜なんか切ない感じでした。


さて、実際の娘。コンですが、いやこれがマジで凄かった。うん、本当に「凄い」という表現がまず頭に浮かびました。何がというとその「クォリティ」が凄かった。こう書くと、ほとんどの人が歌やダンスの技術的なものが凄かったと想像されるだろうと思いますが、そういったことも含めて「アイドル」のコンサートしてのクォリティが非常に高かったと思います。正直、感心しました。

昼公演、終わった直後は、「これは普通にモーニング娘。のファンじゃない人達にも見せられるわ」という感想を持ちました。これはどういうことかというと、普通に誇れるレベルだということ。単なる内輪受けじゃない「本物(real)」がそこに存在しています。

ご存じのように現在の私は、どちらかというと宝塚歌劇の観劇数の方が多くなってしまって、「座って」観ることの方が普通になってしまった人間です。だから、いわゆる「モーヲタ」以外の視点から観るということも、ある程度できるようになっています。そんな私が率直に上記のような感想を持つのだから、そのクォリティは推して量るべしといったところでしょうか… まあそういっても、想像しろといってしまえば、レポの意味が無くなってしまうので、できるだけ分かりやすく書いていこうと思います。


【全体の感想】

アイドルのコンサートに求められるものとは何でしょうか? 私はやっぱり参加者全員を「笑顔」にすることなんじゃないかと思っています。可愛い女の子達が歌って踊って面白いこと言ってくれたら、そりゃあ誰だって普通はウキウキのウハウハになるでしょう。
じゃあ適当に可愛い子集めて、歌とダンスやらせればいいかといったら、そうじゃないわけで… そこには当然「プロフェッショナル」としての力量が必要になってくるわけです。(当然、技術的な面だけはなく)

そして今のモーニング娘。のメンバーは全員がそれぞれ、そのプロの水準を軽々と超えてしまっているところが凄いと思います。「そんなんプロやったら当たり前やん」と思うかも知れませんが、いやいやそれがなかなかそうはいかないわけで… 

「アイドルエンターテインメント」という観点から見たとき、これだけ観客が求めているものに対して応えられる集団というのは、本当に凄いと率直に思います。

まずMCが面白い! これはまたあとで個別に書きますが、かつての娘。のMCといえば、通り一辺倒の台本固定みたいな感じも少なくなかったのですが、今回は昼夜みただけでも、それぞれ考えて毎回一人ひとりが観客を楽しませる内容になっている。しかもそれが個々の魅力を引き出すような内容になっているから、それぞれのファンはたまらないだろう。(リーダーの愛たんは職業柄、まとめになるので少し残念だが(^^;)

それからパフォーマンスが素晴らしい! これは歌やダンスも含めて総合的な意味で、高いレベルの表現を見せてくれます。これも個別にはあとで書きますが、「元気づける」「楽しませる」「笑顔にする」といったことをガンガンやってくれます(^^) もう久しぶりにアンコールの時に「あれ?もう終わり?あと1時間ぐらいやってくれ!」と思いましたw いや〜今回速かったw

そして衣装がいい! …最近、アイドルマスターSPをやるようになったせいか、昔はあまりこだわってなかった衣装にも注目がいくようになりました。そして今回の春コンは、衣装がそれぞれ素晴らしいです。そしてかなり早替えもやってくれます。「…この衣装、ウチの千早に欲しいな」とか普通に思って見てましたw

あとはやっぱり、それぞれのメンバーの個性というか存在ですねえ… いやあ特に今回、私の中で評価が急上昇した人が結構いますよw 本当に今まで貴方の魅力に気づかない鈍感な人で申し訳ありませんでした。

では、個別の感想を… (やべえ、今回なんかレポ書いてて超楽しいw 文章はいつにも増して乱雑のようだがw)


【個別の感想】

では特に印象に残った部分などを個別に… セットリスト順にいきましょうか。

まず最初の『SONGS』は、新しいアルバムからの曲ですが、最初聴いたときもなかなかイカしたアレンジのデジロックで好きだったんですが、実際の娘。のパフォーマンスで観るとその魅力が際だちますね。まさに「最初からクライマックス」って感じ。

その後はシングルが続いて、これもなかなかのクォリティなのですが、全部書いていると時間がないので、次へ。

今回の春コンは、それぞれのメンバーのソロ曲やフィーチャーされた曲が多くなっています。それだけ個人にかかる比重が増すわけですが、それをしっかりと受け止める力量があるから見応えがあります。

『情熱のキスを一つ』 これは高橋・新垣・田中の3人で演じられますが、…そう演じられるという表現がいいでしょう。ステージ真ん中に椅子が置かれて、そこにいる誰か?を想定しながらのパフォーマンス。それぞれなかなかの風景を見せてくれますが、やっぱりここでは高橋愛の表情でしょうか…(私的にもw)特にラストね、注目。

『片思いの終わりに』これもアルバムからの亀井ちゃんのソロ曲。 …これがですねえ…(苦笑) あざといというか、なんというか…(^^; 普通の亀井ちゃんが普通の格好で出てくるわけですよw で、歌詞がアレでしょう… 前の曲とのギャップも面白いが、普通に「これは真野ちゃんと勝負できる!」と思わせるところが凄いわw アイドルの王道ってやつですね。まあ私は大丈夫でしたが、普段、絵里推しの人には「たまらんですたい!」って感じじゃないでしょうかw

そしてその後のMCは毎回、日替わりらしいのですが、今回は凱旋コンともあって昼夜とも光井ちゃんが務めました。

…これがねえ、もう素晴らしかった(^^) 決められた時間内に自分の魅力と地元の魅力とをきちんと表現して、オチまでつけて楽しませるという… プロのピン芸人レベルの話術をかましてくれますw 「お母んのテレビツッコミ」の話も面白かったし、高架下のたこ焼き屋はかなりこれから商売繁盛するんじゃないのか?w いや〜凄い才能だったw

そのあとはジュンリンの曲と光井ちゃんのソロがくるわけですが、この時のジュンリンの衣装がムームーみたいで可愛くて良かった。ウチの千早に欲しい。

『弱虫』 ガキさんソロ曲。なかなかのムードを感じさせてくれるんだけど、ガキさんにはさらに高いレベルを求めてしまうなあ…(^^; この曲だったら、昔の飯田さんのような風景を見せてもらいたい。…あともう少し年齢が必要ですかねw

『It’s You』 こんどは、さゆがメインの曲。亀ちゃんと愛たんのツインダンスも見どころではあるわけですが、ここは、さゆの「小悪魔」的表現が注目ポイント。 …なるほどねえ。さゆはどうしても他のメンバーと比べると、スキル的な面からはハンデがあるわけです。それを今回はどういったアプローチで埋めてくるかというところですが、そうきましたか。

衣装もそうだし、いいセンいってるんだけど、もうちょっとなりきってやってもいいと思う。まだ最初で本人も確認しながらって感じでしょうか…

次のメドレーは、はっきりいっていらないですね。ここが今回のコンサートでは不満なところ。メドレーなんてのは後半の盛り上がった時にどさくさまぎれにやるとか、そういう位置づけのものなのに後半最初これだと中だるみします。アレンジもよくないし。

…ところが、ここで最後に驚きの展開が…

ラストが青空がいつまでも続くような未来であれ!なんですが、最初になんとリンリンがソロでソウルアレンジで華麗に歌い上げてくれます。

これはびっくりしたわ〜 まあ歌が上手いことはある程度は理解していましたが、まさかこれほどとは… 今まで歌といえば高橋愛田中れいなの二人が中心って感じだったけど、層が厚くなるね。今後の展開にも超期待です。

次の『香水』と『THE美学』も、どちらかというと意味不明な選曲なんですが、ここでは小春がきちんと生歌で歌っているところが評価大です。きらりちゃんが終了して今後はどんどんいろんな曲にチャレンジしていって欲しいですね。『THE美学』は、れいなが歌いたかったのかなあ… 今回の春コンで、れいなだけがソロ展開としてはこれなのがちょっと残念だ。

そしてMC GAKiに続いて登場するのが高橋愛です。

夢から醒めて …前に聴いたのはいつだったか… ディナーショーかな。やはり聴く側としては年齢とともに、どんな風に表現してくれるのかなってところとかが気になるわけです。

まだ2回しか聴いていないので、その辺りはなんともって感じですが、クォリティはいつも通りって感じでした。…この曲、結構低音も響かせないといけないパートがあるんですが、なかなか我慢してやってました。そしてやっぱりこの曲では「目線」ですかねえ… 人想いの曲は、その目の中にそれを感じさせて欲しいんですが、それが観られるのがよいです。

そして次は打ってかわって『Take off is now!』 この曲も好きなんですよねえ… 高橋・新垣・田中の安心できる高パフォーマンスです。

『グルグルJUMP』 この曲もあいかわらず楽しくてよいね〜! ジュンリン小春の魅力がいっぱいだ。そしてこの時の衣装がまた可愛い! これもぜひウチの千早に…w

『HOW DO YOU LIKE JAPAN?』はラストの盛り上げには良い選択かと。『リゾナントブルー』がフルなのは新曲の尺合わせですかね。

ラヴ&ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。』でシメと… 王道の展開ですな。飽きたとか言わないこと!w


で、アンコールなわけですが、さすが凱旋コン。愛佳コール&紫サイ祭りw そして、ルミパッド「おかえり」祭りw 凄えなモーヲタってw ひこにゃん登場ワラタ

まあ光井ちゃんも超よろこんでたし、良かった。

アンコール曲は『その場面でビビっちゃいけないじゃん!』 …小春のソンブレロでかすぎw でもこのラテン衣装も良かったわ〜 ぜひアイマスDLCに登録を…w

そしてラストのMCがまた、みんな素晴らしいんだわ、これがw いつの間にみんなそんなテクを身につけたの? 私がしっかり観てなかっただけですか、そうですか。本当にすみませんでした

『雨の降らない星では愛せないだろう?』で終わり。


いや〜さすがだね。楽しいね。言うことないね。…いや本当は言うことあるんだけど、それは福井終わってからにしますか。
とにかく今はこの余韻のまま、福井に行ってきます。


…ちょっと燃えてるかな、私w 体の奥の方でねw 明日はちょっとそれを燃焼させてきますw