これも仕事の内か
この度、モーニング娘。の３７枚目のシングルとして、ピンクレディーのカバー曲｢ペッパー警部｣を９月２４日にリリースすることとなりました。ペッパー警部｣は言わずと知れたピンクレディーのデビュー曲。作詞家の故阿久悠氏と作曲家の都倉俊一氏によって手掛けられた１９７６年の作品です。
（中略）
さらに、モーニング娘。は故阿久悠氏へのトリビュートとして、五木ひろし監修のもと、１１月にカバーアルバム｢ＣＯＶＥＲ ＹＯＵ｣のリリースも決定致しました。｢勝手にしやがれ｣、｢どうにもとまらない｣、「ピンポンパン体操」等の収録の他、五木ひろしと同じく福井県出身の高橋愛とのデュエット曲｢居酒屋｣も収録が予定されており、故阿久悠氏が手掛けられた昭和の数々の名曲から１４曲を選曲したアルバムとなります。
ずっと発売日だけが先行して「タイトル未定」となっていたモーニング娘。の新曲の内容が発表となりました。 …『ペッパー警部』ねぇ…
まあ、噂のあったハロコンでやった『雨の降らない星では愛せないだろう？』をシングルで出すよりかは世間的には話題になるんだろうけど、個人的にはオリジナル曲を出して欲しかったです。
と、いうのは今回の件は、もうどう見ても「企画物」なわけです。…まあモーニング娘。自体が企画物だろって意見は置いといてｗ ニュースにも出ていたように、かつてピンクレディーが持っていた「女性グループのシングル１位記録」と「シングル総売り上げ枚数記録」を塗り替えたのがモーニング娘。であり、ピンクレディーの楽曲の作詞を担当されていた阿久悠さんが亡くなり、そのトリビュートドラマであった「ヒットメーカー阿久悠物語」に娘。の高橋と新垣がピンクレディー役として出演と…
そして今回のシングルの件 …さらには阿久悠氏のトリビュートアルバムとしてカバーアルバムを五木ひろし氏とともにリリースすると…
もう芸能界の中の歌謡界という枠にピッタリはまりきって、そのまま年末の紅白までGO！だってのが普通に目に浮かびますｗ
確かに高橋愛も答えているように、そういった歴史的な意味合いのある曲をカバーさせてもらえるポジションに今もいるということは光栄なことなのかもしれないけれど、新鮮さっていうのは全くないね（＾＾；
モーニング娘。の魅力の一つに「どこから何が飛び出すか分からない？！」っていうワクワク感があったと思うのですが、それが今回の件では企画からは見出せないですね。…あとは実際に娘。達がどれだけ新しく『ペッパー警部』を自分達の物として表現できるかってところですが… どうかなぁ…ｗ
…まあこういう歌謡界の福祉に貢献するのもアイドルの一つの仕事ですかｗ 一日署長を務めるのもアイドルの仕事。始球式を務めるのもアイドルの仕事。水泳大会でポロリを務めるの …はアイドルの仕事じゃないなｗ
なーんか型にはまっちゃって面白くねえなｗ そんなカバーアルバムより『シンデレラ the ミュージカル』のサウンドトラック出して欲しいんだけどな。そんなのに使う予算は無いですか、そうですか。
【追記】
…そういえば、今思い出しましたが、私はピンクレディーをそれこそ『ペッパー警部』からリアルタイムで見た世代ですが、当時はピンクレディーが新曲を出すたびに「今回はどんな振付けで踊ってくれるんだろう！？」ってワクワクしながら見ていたのを覚えています。モーニング娘。がそれを感じさせてくれるシーンはもう無いんですかねぇ…？
【追記２】
カバーアルバムには是非この曲を入れるべきだねｗ↓
