至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

花組公演 宝塚ミュージカル・ロマン『愛と死のアラビア』/グラン・ファンタジー『Red Hot Sea』/ 宝塚大劇場

5/11(日)に母の日スペシャルということで、母親と一緒に観劇してきました。また今回の公演は、私の好きな真飛聖さまの主演男役お披露目公演でもあります。

新しくトップになるということは、まさにその組の「顔」になるというわけで、これまでの2番手とは全く違う重圧や責任がのし掛かってくるわけですが、いやあさすがというかトップになる人は、やはり「なるべくしてなる」というのを感じさせられる公演でした。

まず『愛と死のアラビア』についてですが、これは実在の人物を描いた原作を元にミュージカル化したものです。オスマン・トルコ支配下にあったエジプトで捕虜になったイギリス軍人トマス・キースが、捕虜であるのにエジプトの民や文化に触れるうちに、その中で親交を深めエジプトのために尽くすようになるという「アラビアのロレンス」にも似たお話。

そのトマス・キースを演じるのが真飛聖というわけですが、いや〜もう役柄からしてめっちゃいい役なわけです。もちろん宝塚歌劇ではトップスターが絶対的な存在で必ず主役を演じるわけですが、今回の役はいつも以上にいい役だったw 全編に出ずっぱりで、これでもかこれでもかと格好良さとか、哀愁とかを振りまく役になっておりますw そういった役をまた容姿端麗な真飛さんがやるもんだから、まあ観てて納得させられるばかりでしたw

歌もこれまで以上に上手くなってるしねえ… 本当にトップというのは違いますわw なんかいきなり高い所へ行ってしまった感じ。

それに対して新しいコンビである娘役の彩音ちゃんはなんか出番が少なかったなあ…(^^; もうちょっと深く絡んでも良かったと思うけど。まあでもこれからこの二人でやっていくってことで、華やかで美しいカップルではあると思います。

それから新しく月組から異動になった大空祐飛さんも、しっかり溶け込んで実直な演技で良さを発揮していました。そしてこの舞台で特筆すべきは、主人公のトマスの親友トゥスンを演じた壮一帆さん。いやー良かった。若く明るくそしてまっすぐな心を持ったトゥスンを、ご自身が持つ爽やかさや端麗さと合わせて演じていて、絶妙な表現でした。あのトゥスンの存在があってこそ、またトマスの存在が活きてくるというもの。見事なバイプレイヤーでした。


ショーの『Red Hot Sea』については、ラテンのリズムでノリノリのショーになっています。いや全体を通じて凄く楽しいです。そしてなんといっても私の好きな野々すみ花ちゃんが、こっちでは結構活躍してるので嬉しいですw とくにショー中盤ぐらいで「ひき潮」という3組に分かれたデュエットダンスのシーンがあるのですが、そこではずっと、まっつと踊るすみ花ちゃんを観てましたw

いや本当に花組いいわ〜 好きだわ〜 元々私が宝塚歌劇を観に行くようになったのは、リボンの騎士がきっかけで雪組公演を観て、水さんの格好良さに惚れたところから始まったわけですが、今では正直、花組の方が好きだな〜 (^^; 雪組も好きだけど、今の花組の充実っぷりは凄くいいと思う。(特に娘役は本当に百花繚乱って感じw)

これは本当に通うぜw(チケットはもう押さえてある) …なお一緒に観に行った宝塚初体験の母親は特にショーの華やかさに驚いておりましたw 「ハマリそう」とも言ってましたが、それ以上にリュ・シウォンにハマっているので、こっち側にくることはないでしょうw