どこまでいってもモーニング娘。

音楽戦士 MUSIC FIGHTERで娘。を久しぶりに観た。前に観たのはいつぐらいだろうか…　ちょっと思い出せないぐらいだ。だからどちらかというと、かなり客観的な目線で観ることができたのではないかと思う。…とは言っても所詮はモーヲタ。彼女達が話し出せば、やはり楽しいし面白い。今回のこの番組も十分に楽しめました。

最初に思ったのは、ジュンジュンとリンリンがめちゃくちゃ日本語上手くなってるってこと。あれだけ話すことが出来ればもう日常のコミュニケーションは問題ないだろう。ただそうやって日本に近づけば近づくほど、彼女達の特性が失われていくことになるような気もするが…

それから皆、やっぱり大人っぽくなったと感じた。これは新曲の『リゾナント ブルー』のメイクのせいもあるだろうが、平均年齢も上がっているし、いわゆる「ベテラン」という空気が漂っていた。

全員普通に綺麗だし面白いし「アイドル」のプロとしては十分なレベルの集団だと思う。しかし今の時代、やはり「アイドル」というものは生きにくいものなのだろうということも思った。特に「生粋のアイドル」であるモーニング娘。は…

「アイドル」で在るが故に「ぶっちぎった」ことができないという足枷が常にそこにはある。だが今の時代は、どちらかというと何か「ぶっちぎった」ものがある方が評価される傾向にあると思う。それは芸能界だけではなく他の分野でもいえることだが。

そんな中で頑ななまでに「アイドル」を今も貫いているモーニング娘。は、どこまでいってもモーニング娘。なのだなと、ある種の感慨を持って彼女達の姿を観た。同じアイドルでも「触らせてくれるアイドル」「受け答えしてくれるアイドル」の方がウケる時代かもしれないのに。

今の時代にどこまで「アイドル」が求められているかは今の私には全く分からないが、それであり続けることがモーニング娘。であるのならば、素直にそれを応援したいと思う。そしてやがていつか「アイドル」で無くなる時に、それまで彼女達がやってきたことを讃えたいと思う。「モーニング娘。」でありつづけることってのは、本当に並大抵のことじゃないよ。そのことだけは、ほとんどハロプロから離れてしまった私だが、ずっと心の中にある。

今この一瞬も高橋愛はモーニング娘。のリーダーでアイドルだ。　…頑張れ！

ところで『シンデレラ the ミュージカル』の追加情報はまだですか？ｗ