至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

星組公演『Anna Karenina』 / 宝塚バウホール

久しぶりの宝塚歌劇観劇。今日は星組公演。今年に入って、ずっと行われている宝塚バウホール開場30周年記念のワークショップ。今回も主演が役替わりです。

さて今回の『Anna Karenina』は原作がトルストイの小説。と、いっても私は原作の方は読んでいないので、話としては今回が初めてとなります。

内容としましては、ズバリ「不倫」物です(^^; ロシアの高級官僚夫人として何の不自由もない暮らしをしていたアンナが、あるとき若い青年将校ヴィロンスキーと出会い激しい恋に落ちる。しかし、その恋は道ならぬもの。やがて、それは二人を悲劇の結末へと導く… という内容。

もうこれは定番といいますか、どの国、どの時代にも共通するテーマですね。日本では最古の小説『源氏物語』の時代からあります(^^;

愛に生きるのか、それ以外のものを優先するのか… 結局の所、愛というものは今も昔も人を迷わせ、ある時は苦しめるものとして存在するものだということ。しかしまた人は愛を求めて生きるもの、といったことがこの物語から見て取れます。

面白いのは、悲劇的な主人公二人の愛とは別に、キティとコンスタンチンという二人の平凡な愛を対比として存在させていること。ささやかだけれども、穏やかで素朴な愛。それもまた愛ということ。

宝塚歌劇は女性のファンが多いですが、果たして今回の作品を観た方々は、もし選ぶとすれば、どちらの愛を選ぶんでしょうか…?(^^;

…まあ正解なんてものは無くて、どちらも愛であることに変わりはありませんが…


では出演者ごとの感想を。…実は私は星組は一番馴染みが薄くて、始まる前に公演プログラムの出演者の一覧を見ても思い浮かぶのは音花ゆり*1さんぐらいで、主演の夢乃聖夏さんも印象がほとんどありませんでした。主役としては、かなりの熱演でしたが、歌はもうちょっと頑張って欲しいと思います(^^;

それより印象に残ったのが、アンナの厳格な夫・カレーニンを演じた紅ゆずるさん。見た目の雰囲気も誇り高き信条を醸し出していて良かったです。途中のソロの歌唱も良かったし、これからは本公演でも要チェックですね(^^)

アンナを演じた蒼乃夕妃さんも、愛に溺れるアンナの破滅的な姿を、なかなか大人びた感じで演じていて良かったです。あとはセルプホフスコイ(言いにくいw)の真風涼帆さんも、なかなかスマートな色男で良かったw(ちょっとオサさんっぽい感じw)

役替わりの麻尋しゅんさんの回も観に行く予定なので、そちらも楽しみです。


【今日のお買い物】

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今回は巻頭のポートレートがみんないいよ〜 水さん男前すぎるw 


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こんなのあったんだ。こういうのって1年を通じてどういう公演があったか、すぐ調べられるから便利でいいよね。…ほとんどの公演観に行ったけどw

*1:相武紗季さんのお姉さん