至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

「日本の名曲!青春のヒットパレード」 / フェスティバルホール

タイトルは「日本の名曲!青春のヒットパレード」だが、中身は「五木ひろしリサイタル」でしたw …要は明日で還暦を迎える五木ひろしさんの五十代最後のファン感謝祭ということ。会場内は五木ひろしファンでいっぱいでした(^^;(全てファンクラブ招待)
なんか一万人以上の申し込みがあったそうで、五木ひろしファンの方を押しのけてハロプロファンが入ってしまって申し訳ありませんでした(^^; …でもしっかり拍手は送っときましたんで、ご容赦を。

さて、私としては、やはり藤本美貴の姿を見るということが一番の目的だったわけですが…

いや〜、やっぱりブランクというものを痛感したなあ… (^^; ミキティが歌ったのは、尾崎亜美の「マイ・ピュア・レディ」、青い三角定規の「太陽がくれた季節」(with べーやん)、それと新曲の「置き手紙」でしたが…

声色はそのままだけど、正直「歌声」になってなかった。まず声そのものが出てないし、ピッチも不安定でした。…彼女の真の実力を知っているだけに聴いていてちょっと切なかった(^^; 最後の「置き手紙」を歌う前は、心の中で「頑張れ〜、頑張れ〜」って叫んでましたよ。彼女の歌を聴くのに、そんなことを思うのは初めてだった。まあ「置き手紙」に関しては、なんとかまとめたって感じでしたが、それでも彼女の実力からすれば半分も出てなかったと思う。

うーん、でもこれはしょうがないと思う。あれだけの観衆の前で、しかもソロで歌うというのは本当に久しぶりだったと思うし、もう最初の曲なんかは緊張感アリアリだったし… 逆にこれぐらいのブランクで復帰できたのは良かったと思う。もし1年以上も空いたとしたら、もっと大変なことになってたと思うし… やはり「歌」というのは常に本番を経験していないと衰えるものなんだなと実感しました。

でも心配はしていません。もともと実力のある人だから、すぐ元通りになると思う。(HAKANAとか舞台もあることだし)今日の出来よりも「歌の世界」に戻ってきてくれたことが嬉しいです。

新曲の「置き手紙」についてですが、私としては今ひとつかなと思っています。アダルト歌謡ということですが、曲調も印象深いところもなく、歌詞も藤本美貴にはミスマッチかなって思う(^^; 「ボーイフレンド」みたいな曲ならまだ合うと思うんだけど… まあ、でも今日が新たなスタートともいえるし、これからヴォーカリストとしても頑張っていって欲しいと思います。


一方、松浦亜弥さんですが、こちらはまあ上手くやったって感じでした。歌ったのは、荒井由美ひこうき雲」、かぐや姫の「神田川」(with 五木ギター)、「渡良瀬橋」「笑顔」。私としては「ダブル レインボウ」を歌って欲しかったが、まあ贅沢は言うまい。去年のディナーショーほどではなかったけど、歌うごとに良くなるって感じでした。

あとは、つんく♂の歌も久しぶりに聴いた。長渕剛の「巡恋歌」、アリスの「冬の稲妻」(with べーやん&ひろし)、「おふくろの子守唄」(つんく作 デュエット) こちらもやっぱブランクある感じ。でも最後のデュエットは良かった。

その他はきー坊こと西川きよしが乱入したりとか…(「花嫁」を五木さんとデュエット) 全体として「五木ひろしマンセー」といった構成でした(当たり前)。

で、肝心の五木ひろし様ですが… こちらはさすがですね。往年の代表的なヒット曲を歌われましたが、何が良いかというとやはり「こぶし」が抜群に上手い。こぶしは、やりすぎると「ド演歌」になって泥臭いし、逆に薄いと心に響かない。その辺りの加減が絶妙だ。そういうのは若くて人気のある氷川きよしさんとかでも敵わないところですね。

「よこはまたそがれ」「リンゴ追分」「なごり雪」「契り」「夜空」「おまえとふたり」「暖簾」… あとはなんだっけ? 新曲か「この愛に死んでも」。「ふりむけば日本海」も歌われました。私としては「長良川艶歌」を歌って欲しかったが… まあ贅沢は言うまい。

ああ、べーやんも歌いました。「リンゴ村から」「遠くで汽笛を聞きながら」「愛しき日々」「置き手紙」「山河」(with 五木ひろし)…あの寒い合いの手も相変わらず…(^^;

まあ、そんなこんなで2時間ぐらいのショーでしたが、タダであれだけ聴かせてもらえて満足でした。なお放送は5/3に、よみうりテレビでお昼に放送とのこと。五木ファンは要チェック。