至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

松浦亜弥コンサートツアー2007秋 〜ダブル レインボウ〜 / 大阪厚生年金会館

なんか毎週、厚生年金会館に来てるような気がしますが…(^^; 松浦さんのコンサートに行ってきました(夜だけ)。こちらも約1年ぶりですか。
ごっちんと同じく新アルバムをひっさげてのコンサートですが、今回、私はアルバムを買っておりません。このコンサートに参加してから買いたくなれば買おうと思っていたので… それって結構、自然なことだと思うんですよね。最近はネットでも視聴ができるようになってきていますが、実際に買うまではその内容は全て分からないわけで… コンサートで聴いて「この歌だったら欲しいわ〜」とか思って買うというのは、ある意味健全のような気がします。

では、内容について

ステージは、ごっちんの時と同じく薄い紗幕が内側にあって、そこに映像を映し出すという演出。今年のハロプロはこの技を使うのがデフォルトなんですかね。ビジョンに映し出すよりは広く映写できるので、広大な効果は出せますが。

松浦さんといえば、もうすっかりアイドルという面影は少なくなって大人の歌手といった風情ですが、今回のコンサートではアイドル時代(と言っていいか分かりませんが)の曲も多く歌っています(デビュー曲とか) これは以前のコンサートであまりにもアーティスティックな面を押し出したことで、ファンに戸惑いを招いたこともあったので、それに配慮したような気がします。

かつての耳慣れた曲をやってくれると、ファンもノリやすい面はあると思います。しかし私がそこで感じたのは、そういった曲を歌うときも、やはり「大人の松浦亜弥として歌われているということ。かつての“あやや”ではなくて、21歳の一人の女性の歌として披露しています。…それがまた魅力的で良かった。

彼女もMCで今回のアルバムについて、「デビューした頃は人生経験も無かったので、歌詞の意味も多くは想像で理解して歌うしかなかった。けれども今は21歳となり、ある程度、人生経験もしてきたので実際の自分のものとして歌うことができるようになってきた」という主旨のことを話していました。

かつてのヒット曲も、今の自分の表現として歌うことができる松浦亜弥の姿をみて、改めて幅が広くなったなあと思いました。私はかつて彼女の歌唱を評して「魔術師(Magician)のようだ」と、書いたことがありますが、今回のステージでも多彩な表現力でその魔術師ぶりを発揮してくれていました。


今回のセットリストの中で1曲挙げるとすれば、やはりアンコール後の『ダブルレインボウ』でしょう。(『引っ越せない気持』も良かったが)

前の娘。コンのレポで、高橋愛のソロについて「一定のレベルに達したものを見るとスカッとする」と書きましたが、松浦亜弥の場合は、それが全編にわたって続くので終始、爽快です。その中でも圧巻なのがこの曲。

紗幕に映し出された青空をバックに高らかに歌われるこの曲は、今回のアルバムのタイトルナンバーでもあり、現在の松浦亜弥自身を投影したものだと思います。私自身としては、これまでアイドルあややとして架けた虹に加えて、これからは大人の歌手・松浦亜弥としての虹を描いていくというような意味として捉えました(それが正しい解釈かどうかは分かりませんが(^^;)

と、いうわけで非常に価値の高いコンサートになってます。行ける方は会場に足を運ばれてはいかがでしょうか。

えっ?アルバムですか? もちろん買ったに決まってるじゃないですか。それより年末のディナーショーを申し込もうかと… いや、今回、生バンドが後半から入ってくるのですが、ギター中心としたフルバンドだったんで、どちらかというと「アコースティックな松浦亜弥」が好きな私としましては、そちらも聴きたいかなと…(笑) 今からでも買えるよね>ディナーショーチケット

本人の歌を聴いて、それがまた聴きたくてアルバムを買ったりチケットを買ったりする… まったくもって健全だ(笑)


その他いろいろ

  • ごまコンでお馴染みだったダンサーのKAOPONがこっちに出てました
  • 今回は歌詞飛ばしが無かった!(たぶん)(笑) 間違いは幾つかあったけど…(^^;
  • 松ちゃんはMCも上手いね。サービス精神旺盛だ