リボンの騎士ふたたび…
この週末は宝塚歌劇の公演予定としまして、年に一度の『TCAスペシャル2007』が行われます。これは以前にも紹介しましたが、宝塚歌劇の各組スターが一同に会して*1行われるイベントで、ファンの間でも人気が非常に高くチケットも入手困難なものとなっています。
私はそれの中継（いわゆるパブリックビューイング）を観に行く予定なのですが、そのTCAスペシャルが開催される同じ時期に、宝塚バウホールでは『専科エンカレッジコンサート』が行われます。
エンカレッジコンサートというのは、これまでの公演で歌われた数々の名曲を選抜されたメンバーが歌い継ぐ発表会形式のコンサートをいいます。つまり今回は専科によってそのコンサートが行われるということです。
専科の方というと、私は宝塚歌劇を観るようになってからここでも何度か書いていますが、その技術的な素晴らしさや舞台に懸ける姿勢の素晴らしさなど、本当に尊敬に値する方々です。常々、私は専科の方々の歌やダンスというものをじっくりと聴いたり観たりしたいと思っていましたので、こちらのチケットもあらかじめ取っていました。
TCAと同じ日なので、当日はエンカレッジコンサートを観てから別会場に移動という予定です。
で、今日、家に帰ってきて毎日録画しているタカラヅカ・スカイステージ*2の『タカラヅカ・ニュース』を見ていたら、その中で専科エンカレッジコンサートの舞台稽古場風景が放映されました。公演近くになるといつもこの番組では、その舞台の稽古場風景を流します。出演者はシビさんや、立さんとか、専科の方々の錚錚たる顔ぶれとなっています。そして『リボンの騎士・ザ・ミュージカル』に出演された箙さんも、もちろんメンバーに入っています。
稽古場では、ジャズやいろいろな曲のリハーサルが行われていましたが、その映像の中で私がかつて耳にしたことのある歌が聴こえてきました…
そう、神様に扮した箙かおるさんが『リボンの騎士・ザ・ミュージカル』のラストシーンで歌われた、手塚治虫を讃えるあの歌です。
稽古場のリハーサルで箙さんがその歌を歌われていました… 私の心の奥深く刻まれ一生忘れることがないであろうあの歌を…
今でも『リボンの騎士・ザ・ミュージカル』の千秋楽で、箙さんがこの歌を歌った後の鳴りやまない拍手を忘れることができません… あの素晴らしい歌唱を、今一度、ご本人よるもので聴くことができることになろうとは…
こんなに嬉しいことはありません。当日は１年前の感動を再び胸に聴かせていただきます。
