至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

ハロプロミックス!サマーディナーショー 保田圭&矢口真里&高橋愛 / ホテル阪急インターナショナル『紫苑の間』

まさかタカラジェンヌのディナーショーより先にこの場所に来ることになろうとは思いませんでしたが、初めてホテル阪急インターナショナル『紫苑の間』に入りました。
600人ほど収容できる宴会場でもあるので、中はかなり広く天井には豪華なシャンデリアがあり高級感あふれる場所でした。開演前のディナータイムの間は、Jazzが流れていて(おそらくナタリー・コールだと思うのですが)『枯葉』や『アンフォゲッタブル』や『L・O・V・E』など聴きながら仏料理を頂くという、普段の生活ではあまり無いシチュエーションでした。
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フォアグラのムース仕立て 柑橘類と共に
スズキのラルド包み サフランの香り野菜 アーティチョークのブルーテと共に
牛フィレ肉のステーキ 夏野菜添え
キラキラジュレと真夏のマンゴープリン

隣の人が、使うフォークを間違えてもちゃんと替わりをすぐ持ってくるなど給仕もしっかりしたものでした。

さて、ショーの方ですが、まずセットリストから。最近はセットリストをレポで書くことはあまりしませんでしたが、今日は敢えて最初に書きます。

抱いてHOLD ON ME!
サマーナイトタウン
晴れ 雨 のち スキ(+ハートマーク)

夢から醒めて(高橋ソロ)
渡良瀬橋(矢口ソロ)
LOVE−計算チガイ−(保田ソロ)

人知れず 胸を奏でる 夜の秋
Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜
なんにも言わずにI LOVE YOU

と、いう内容でした。ショーの中の詳しいMC内容や各曲の感想などは、書こうと思えば書けるのですが今回は書きません。今日は私が書きたいことだけ書きます。他の部分については、また別の方のレポートを参照していただければと思います。では…


今回のディナーショーに参加するにあたって、私は一つ思うことがありました。それは昨日も書いたように、この場所でディナーショーとしてやる意義を感じさせて欲しいということです。もしそれが感じられない内容であれば、やはり敢えてやる価値は無いものだろうと…

ショーが始まって各メンバーのソロ曲に入る前に、高橋愛の口から次のような内容のアナウンスがありました。

このホテル阪急インターナショナル『紫苑の間』は、私の大好きな宝塚歌劇のトップスターの方がよくディナーショーをされる所です。その場所で自分が歌うことができて幸せです。

…と。
私はこの言葉を聞いたとき、「ああ、やっぱりこの子は分かってるんだな」と思いました。…もちろんこの言葉は、大好きな宝塚歌劇の方と同じ場所で歌えるという純粋な喜びから発せられたものです。しかし、それと同時にやはり自分が今どういう場所で歌うのかという「自覚」を感じさせてくれるものでした。ファンの前で敢えてそれをアピールするということは、立場は違えど宝塚のトップスターと同じ価値を求められるような場所だということを少なからず理解しているということ。
今日の参加者の中で、彼女にそれと同じパフォーマンスを求めるような人はいないと思いますが、彼女の心の中には当然、期するものがあったと思います。そしてその直後に歌われたのが、ソロ曲『夢から醒めて』でした…


もうその時の印象としては、「圧巻」という言葉が一番適切でしょうか… あの場所で、美しいドレスを身に纏い、スポットライトを浴びた姿だけでも輝くばかりの華あるものでしたが、その歌唱も洗練されて淀みなく非常に優れたものでした。

本当に終わった直後には、「…ああ、こういうのを聴きたいがために毎日生きているんだな」とさえ思いました。私の求める“高橋愛”がそこにいました。今年に入って起こった様々な事柄に対する私の心の憂いを、全て吹き飛ばすほどのステージでした。

歌うまではいつものように緊張がありありで、MCもいつもどおりでお姉さんメンバーに囲まれてさらに幼さが目立つ存在… 「柑橘類」を、川*’ー’)<みかん? と読んでしまうような子なのに、いざ歌い始めると圧倒的な表現で皆を魅了してしまう… 本当に私にとって魅せられる存在です。

満足度は100%だ。やはり高橋愛高橋愛。もうそれだけで全てのことを受け止められるような気がする… またいつか、今日のような彼女に会える機会がくることを信じて、ずっとともに生きていたいと思います。