宙組公演『バレンシアの熱い花 / 宙 FANTASISTA!』/ 宝塚大劇場
新生宙組の公演に行ってきました。大和悠河・陽月華コンビの大劇場お披露目公演でもあります。
まず『バレンシアの熱い花』に関しては… うーん、今日の所は保留(^^; また観に行きますので、その時に書きます。今日は『宙 FANTASISTA!』の方を…
まず始まる前からミラーボールが劇場全体を照らして、さらに投影機?による劇場全体プラネタリウム化が行われます。思わず劇場の天井全体を見回してしまった(^^;
ショーが始まると「コスモコスモコスモコスモ〜♪」の歌とともに宇宙のビッグバンが起こって銀色の卵の中から宇宙の王子FANTASISTAが生まれます。
その宇宙の王子が大和悠河さん。いやぴったりって感じ。
その王子は修行の旅に出かけなければならなくて、空飛ぶ車にのって出かけてしまいます。その旅は太陽系にあるそれぞれの星に行くわけですが… それが「月火水木金土日」の順に行くので非常に分かりやすかったです。これまで観たショーもそれ自体がいろんなストーリー仕立てになっていたのですが、後からプログラムをしっかり見ないと内容が分からないものも結構ありました。
今回の宙組のショーは、馴染みのある星めぐりなので分かりやすく、東京公演はちょうど夏休み時期なので、お子様にもお勧めだと思います。
- 月
最初の訪問先は月。月の女神とお付きの人達がお出迎え。よく見たらお付きの人達には黄色い丸い尻尾がついている… 「ウサギか?ウサギなんか〜?」面白かった。結局、月の女神は王子に恋をして、キスした瞬間凍り付いてしまう。…凍り付いた人達を助けるためには火星に行って炎で燃やさないといけないとか…
- 火星
真っ赤か。囚われの乙女がいるので王子が助けるのかと思ってたら、勝手に抜け出して男達を誘惑する… ここは結構エロチック(*^^*)
- 水星
打ってかわって青く澄んだ風景。ここでは蘭寿とむさんが女役に扮してたんでしょうか。かなり色っぽかったです。
おなじみホルストの組曲『惑星』の中から『木星』の曲が使われていました。銀橋降りがあったのはここだったかなあ…?
- 金星
金星は「ゴージャス」という位置づけ。全体がきんきらりんで超豪華って感じ。セクシーなハイレグラインダンスもあります。
土星は「死」のイメージ。FANTASISTAがなんか星みたいな飾り物で刺し殺されちゃった〜!!
- 太陽
FANTASISTAが太陽になって復活。やっぱり最後は宇宙全体を照らし出す太陽が主役。
あとどこだったか曲で「スカイハイ」が使われてましたが、聴いた時にミ○・マ○カ○スを思い出したのは内緒だ(笑)
と、大体こんな感じでした。まだ一回観ただけなので間違っているとこもあるかもしれませんが、全体的に宇宙的で、まさに“FANTASY”って感じで「宙組」の名にふさわしいショーのように思いました。
特にあの「宙 FANTASISTA〜♪」と歌われる主題歌はキャッチーなメロディで、とても華やかで良かった。新生宙組のテーマソングにしてもいいんじゃないかと思ったぐらい…(^^;
次回の観劇が楽しみです。
ちなみに並びの結果は新人公演のチケットが買えました。これまで新人公演は行ったことが無かったのでこれまた楽しみです。