『落陽のパレルモ』/ 花組'06
昨年の花組公演。この頃はまだ、蘭寿さんとか彩吹さんとか遠野さんまで花組だったんだね〜 すげ〜
内容はロミオとジュリエットのシチリア版って感じですが、貴族と平民の道ならぬ恋を描いています。そういう障害のある恋とかは宝塚歌劇って感じでいいです。私が宝塚歌劇を観ていていいと思うのは、やはりそこに「愛」が描かれるところ。…もちろん社会派的なドラマもいいと思いますが、美しい愛が描かれるのは宝塚歌劇ならではという気がします。
でも今回のはラストにヴィットリオが簡単に貴族の仲間入りをするのは、どうかなって思いましたけど（＾＾； 私だったら「いまさら何言ってんじゃコラ」って感じですが、まあハッピーエンドだからいいか（＾＾）
幼いヴィットリオ役で出てた野々すみ花ちゃんもこの頃から演技力はさすがで、あの母親が死んだときの絶叫が凄かった。やっぱり素質のある子は早くから抜擢されるんだなと思いました。
