雪組公演『エリザベート −愛と死の輪舞（ロンド）−』/ 宝塚大劇場

『エリザベート』観に行ってきました。今回で２回目。阪急交通社貸切公演でした。私としては約一ヶ月ぶりとなりますが、どうだったかというと…

「一ヶ月前と全然違う…」

何が違うかというと、もう水さんが全然前と違った。前回のレポで私はこんなことを書いていました。

“妖しさ”という点では十分だけど、もう少し“魔性”を見せてくれたらと感じました。
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正直前回観たときは、物足りないものを感じていました。でも今回は凄かった。もうその“魔性”という面で完全に“黄泉の世界のもの”に成りきってた…　ビジュアル面では、男役なので当然、擬人化した男の帝王“トート（死）”を演じているわけですが、今日は男とも女とも捉えられない中性的な美しさに背筋が冷たくなりました。
それから歌も演技も、前回のときに感じた固さや小ささが無くなっていて、どのシーンでも深い魔性に満ちていて、何度も鳥肌が立ちました…（あの「ゾワゾワ感」は是非体験して欲しいｗ）
ほんとに凄かった…
やはり舞台というのは成長していくものなんだなと思いました。いや実際、今日の水さんは世界中の人に観てもらいたい。そう思いました。あの「緑の魔性」は本当に震えがきますよ。

あとはルキーニ。やっぱり格好いいｗ　格好良すぎるわ、あれはｗ　あれだったら刺し殺されてもしょうがないかなって思うｗ　最後のナイフを受け取るシーンとか双眼鏡で観てたんですが、受け取った瞬間の表情とか動きがハンパじゃなかった。偉大なる愛の使者だね。

ゾフィーのハマコさんも歌上手すぎ。これも凄すぎ。本来、男役の人ですが、もうハマりすぎと思うくらいの皇太后様だった。

もうその他の方でも、マダム・ヴォルフは美しいし、ルドルフはこれまた格好いいし、子供ルドルフは可愛いし、もう全ての演者が素晴らしいですよ。

もちろんエリザベートのとなみさんも、フランツのユミコさんも素晴らしいですよ。…なんか素晴らしいばっかりでアホアホなレポートになってますが、実際そうなんだからしょうがないｗ

いや〜もっと観たいなあ…　平日休めたらもっと行くのになあ…　次の観劇予定は来週のこれまた阪急交通社貸切ですｗ

その他あれこれ

• ルキーニコスプレで行きましたが、劇場内ですれ違ったカップルに「ルキーニ、ルキーニ」言われましたｗ　来週はもうやりませんｗ
• 阪急交通社貸切だったので、抽選会ありましたが当たらず。来週に期待。
• 公演後に水さんととなみさんのご挨拶。それにしても水さんは、なんべん『阪急交通社』言うねんｗ　生真面目なんだからｗ