至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

石川梨華『カジュアルディナーショー』/ 広尾 ラ・クロシェット

やはりカジュアルディナーショーというのは独特の雰囲気がありますね。観客も多くはスーツ姿だし… コンサートとはまた違った緊張感があります。
本人確認をして入場を済ませたら、前回は知らなくて買えなかった直筆サイン色紙が特典の商品を購入。アロハロ!石川梨華 DVDを買いました。
最初の1時間はお食事タイム。今回のメニューはこちら。

前のごっちんの時は、正直言ってあまり美味しくなかったんですが、今回はなかなか美味しくいただきました。ドリンクは前回と同じくグラスワインの白を…

席はA-10ということで近からず遠からず。ただ「通路側」というのが後々素晴らしい結果に… 程なくして石川梨華さんが登場しました。
衣装は白いワンピースドレス。肩があらわで少しだけセクシー。でもここ最近の美勇伝とは違って、清楚な印象でした。
セットリストは後ほど掲載しますが、今回は初めてのソロでのディナーショーということもあって、曲は全て石川さん自身が選んだそうです。しかもショーに入る前のBGMもすべて自身の選曲によるものとのことでした。(アレンジもすべて)
彼女のこういった姿勢にいつも感動させられます。私が石川梨華さんを素晴らしいと思うことの一つに、「常にファンの方を向いている」というのがあります。
私は、常に彼女の姿を見ているというわけではありませんが、折に触れて彼女のファンを思う心を感じさせられます。今回でも、このディナーショーに来るファンのために、自分自身の考えで、おもてなしをしようという彼女の心配りを凄く感じます。
そしてそれは、ディナーショー半ばに顕著な姿で現れます。
今回は、普段には無い試みとして石川さん自身による「楽器演奏」がありました。前回の時にもアルトリコーダーカスタネットの演奏があったそうですが、今回はなんとアコースティックギターです。
去年の9月から楽器演奏に興味を持ち始めて、ギターを購入したのが11月。実際に練習し始めたのが今年の2月からだったそうですが、その練習の成果を披露してくれました。
はっきりいって演奏の腕前というのは、その短い練習期間で身につくものではありません。しかし彼女の、少しでもいつもと違う自分を見せて、そうしてディナーショーに来たファンに楽しんでもらいたいという心が感じられて、ただただ感動していました。
彼女自身も「楽器演奏に挑戦し始めてから、以前よりももっと音楽が好きになった。これからもその音楽を通じていろんな事にチャレンジして、ファンの皆さんをびっくりさせていきたい」と言っていました。

全体を通じては、22歳の一人の女性として石川梨華「大人」の姿が印象的でした。
ここでいう「大人」とは、どういうことを指すものと思われるでしょうか…? 10代のアイドルとは違う、セクシーな表現をすれば大人でしょうか…?

私は「大人」とは「自立」していることだと思います。
今回のディナーショーに関して言えば、「自ら考え、自分の意志で自身を表現し、そしてそれで観客に感動を与えること」 …それが今日、私が見た石川梨華の姿でした。
他人に言われるがままではなく、自身の魅力を自分で表現する。石川梨華は立派な大人のエンターテイナーである、と思います。
そして今日一番感じた彼女の魅力は… 『笑顔』です。
ちょっと大げさな表現になりますが、あの本当に全ての者を癒す女神のような笑顔は、他の人の追従を許さないでしょう… 心奪われました。
いつまでもあの笑顔と、そしてファンの事を一に思う心をもって、ファンを魅了しつづけて欲しいと思います。

石川梨華カジュアルディナーショー」セットリスト(3/21昼)
1. 恋をしちゃいました!  タンポポ
歌いながら登場。最初ということで幾分緊張気味でした。タンポポからこの曲を選んだところに彼女のこの曲に対する思い入れが感じられます。
2. 通学列車 モーニング娘。
初めてレコーディングをした想い出の曲だそうです(ハッピーサマーウェディングのc/w)。当時はほとんどパートも無かったそうですが、一度ソロで歌ってみたかったそうです。
3. 恋人は心の応援団 カントリー娘。に石川梨華( モーニング娘。)
このPVの自分が可愛くて一番のお気に入りだそうです。当時はモーニング娘。を辞めさせられると勘違いして、カントリー娘。加入を拒んだエピソードは有名ですが、ここでも話してくれました。自分自身を変格させたカントリー娘。からの選曲。
4. 横須賀ストーリー 山口百恵
今年の2月に久しぶりに長い休暇をもらってのんびり実家で過ごしたそうです。実家では目覚まし時計をつけなくて寝ていられるとか、「お腹すいた」といえばすぐ食べ物が出てくることとかが良かったそうです。地元に関する曲ということでの選曲。(『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』と迷ったそうですが)大人びた表現に彼女の今の姿を感じました。
ここから楽器挑戦。ギターケースから最初に取り出したのはアルトリコーダー(紹介したかっただけ)…次に取り出したのがカスタネット(これも紹介したかっただけ)
実際は本当にアコースティックギター『人間ってシャララ』(Loveセンチュリー 〜夢はみなけりゃ始まらない〜挿入歌)を少しだけ弾き語りで披露。これで終わりかと思いきや…
5. 理解して!>女の子(ギター弾き語り→バンド演奏)
これは貴重でした。…いやそんな言葉で表せないほどのものだった。小さな手でコードを押さえながら、彼女自身の演奏で、彼女自身の表現で、この歌を聴けて本当に感動しました。
6. クラクラ ディナータイム 美勇伝
歌いながら観客席を廻る。…通路側だったので石川さんが目の前に… 本当に目の前に… そして満面の笑顔… その瞬間は魂抜かれました。観客と一体感を得るためにクラップを促す演出もありました。
7. 恋のヌケガラ(大人Ver.)
これも彼女自身のリクエストにより、アダルトなアレンジにしたものを披露。その表情が一変して色気を漂わせたものなります。彼女のプロフェッショナルな一面を感じました。
8. 終わらない夜と夢 美勇伝
最後の曲。ラストにふさわしい選曲でした。でも終わってしまうことの淋しさを凄く感じました。

ディナーショーが終わると、2ショットの写真撮影と握手です。ごっちんの時もそうでしたが、並んでる時は結構何言おうとか考えてるんですが、実際対面するとダメですね。…もう何言ったか憶えていない。「ギター演奏良かったです」とか二言、三言話した記憶だけありますが… ただ憶えているのは、その二言、三言私が話しかけるたびにそれに答えるように、「ギュッ」、「ギュッ」、と握手している手を握り返してくれたこと。…これは忘れないと思います。

会場を出た後も、しばらくは宙に浮いたような感覚が続きました。「観客を自身の表現で魅了すること」 …それがエンターテイナー …高橋愛にも、ぜひそういう存在になって欲しいと思います。 …石川梨華のような自立した大人のエンターテイナーに…


p.s.
しかし本当に一番近い時で、石川さんとの距離の単位が“m(メートル)”ではなくて“cm(センチメートル)”だった(約50cm)。こういうの経験しちゃうと、愛たんのディナーショーに参加せずして死ねないなとか思ったw

p.s.2
スペイン坂は行ったけど時間の都合で、結局整理券だけもらって広尾に移動しました