一年を振り返る 三月
祈りを捧げて
まあ今だからこの内容も冷静に読み返せますが、当時は本当に「神頼み」な心境でしたよ。
ファンというものは、その対象に期待だとか心配だとか、様々な思いを抱きながら日々過ごしてるわけだけど、そういう思いを本人に直接伝えるということはほとんど出来ない。
その対象からいろんなものを貰うことは出来るけど、こちらから何かしてあげるということはほとんど出来ない。
そういうところにファンとして、ある種の無力さというものを感じることがたまにある。そういった思いが、時には「祈り」という表現にもなって出てくるのかな、と思う。それは結局、自己満足でしかないのだが。
でも、ファンとしてその対象のことを思う心というものは、何らかの形で伝わっていると信じたい。確たる証拠があるわけではないけれど、それが伝わる絆があると信じたい。いや、信じている。
そして私は今日も彼女のことを思いながら生きている。それが私にとっては、何よりの幸福だからだ。彼女を思うことによって私は幸福になれる。これも彼女が私にもたらしてくれるものの一つだ。
そして願わくば、私が彼女を思う心が彼女の幸福につながる力になればと思う。
