至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

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松浦亜弥コンサートツアー2006秋「進化ノ季節…」の公演を中止させて頂きました。理由と致しましては「顎関節症」という病名で、長時間歌うことが無理な状態であると医師に診断されました為です。

株式会社オデッセー webページより引用
http://www.ody-net.com/061010h_m.html

ファンの立場としては衝撃的なニュースだ。人間誰しも、いついかなる時も万全というわけではない。体調の良いとき悪いときなどは当たり前のようにある。だが、松浦亜弥にとって今回の結果は本当に苦渋に満ちたものだっただろう…

私自身も日々、人前に立ち声を出さなければならない職に就いている。そしてもし何らかの理由でそこに立てない場合は、換えがきかないという意味ではハロプロの人達と同じといえる。
幸いにして私はこれまで体調不良等でそこに立てなくなったということは無かったが、もし同じような理由で立てなくなった時の気持ちは推し量ることができる。

プロとアマチュアの違いとは何か? …プロは求められるべき結果を出さなければならないということだ。アマチュアは過程を評価されるがプロは結果を求められる。営業なら予算達成。いくら努力しようが達成しなければ「やってない」とみなされる。たった1円足りなくてもだ。

おそらく、今回の件もギリギリまでその結果を出そうとしたのだろう。だが結局はドクターストップがかかり結果を出せなかった。プロとして求められるべき結果を出せなかった時の悔しさというものは、本当にプロとしてそれに従事している者にしか分からないだろう。ファンの立場から彼女を非難する者はいないだろう。しかしそれで本人は納得できるはずもない。

そして10/22(日)に開催予定であるコンサートは、予定通り実施されるという。

ファンの気持ちからしてみれば「無理はしないで欲しい」と思う人が大半だろう。当たり前だ。今回の要因となった「顎関節症」というものは、調べればすぐ分かるが20〜30代の女性に多いもので、過去同じ事務所の森高千里さんも患い、2年近くも休演を余儀なくされたものだという。

だがコンサートは予定どおり実施するという。それはプロの決断だ。そこにどういう過程があるにせよ、プロフェッショナルの松浦亜弥が決断したのなら、そこにはもう一片の感傷も入り込む余地はない。…たとえ幕が下りた瞬間にぶっ倒れようが、舞台に立ち観客を前にしたならば求められる結果を出さなければならない。
彼女はそういう世界で生きている人…
プロが「できる」と言ったなら、それはやらなければならない。そしてそんなことは彼女は百も承知だ。真のプロフェッショナルなのだから…

こんなときいつもファンは無力だなと思う。もし、この夏のミュージカルで高橋愛が同じようなことで舞台をキャンセルしていたなら、私はどうだっただろうか… おそらくは今と同じで何もできない自分を認識するだけだっただろう… だけれども、その決断をしっかりと受け止めようとはすると思う。

10/22には松浦亜弥のプロフェッショナルとしての真髄をみることができるだろう。ファンの一人として真のプロフェッショナルである松浦亜弥を信じ、その決断を率直に受け止めたいと思う。