リボンの騎士 ザ・ミュージカル 「熟練と安定」

もうこのミュージカルも後半となりました。今日観た印象としては、演者の皆さんがいい意味で力が抜け演技に対して熟練度が増したように思いました。…その分、昼公演ではちょっとした気のスキか、細かいハプニングがありました。よっすぃ〜が最初のシーンで舞台から落ちかけたり、愛たんの最初のシーンでドレスが照明にひっかかってしまったり…ｗ

あと細かいところでは、舞台が暗転するまえに動いてしまうとか…　そういったところは慣れからくるものなんでしょうけど、夜公演ではきっちり修正されていたところをみると、昼・夜の間でも細かいチェックが入っているように思います。

この公演は一ヶ月という期間に４０公演も行うので、どうしても好不調の波や様々なハプニングも存在しますが、そういった経験から公演中にどんどん修正が入り、日々日々熟練していく姿も確認できます。これはこれまでのコンサートでも見られたことだと思いますが、特に今回、私が数多くこの公演を観ているせいかそれをよく感じます。最初の頃の公演を観られた方が、千秋楽近くの公演を観るとまた結構違うことに驚かれると思います。

今日の高橋愛は歌唱が凄く安定しているのを感じました。少し前だと感情の昂ぶりからか、声がかすれることも多くありましたが、今日は感情を高めつつも、声の響きはしっかりとしたものでした。その辺りもこの公演をここまでやってきた成果でしょうか…

明日の公演で松浦フランツは最終となります。何かサプライズがあるのだろうか…？　明日も結構いい席で観られるのでしっかりと観たいと思います。