一夜明けて

「リボンの騎士　ザ・ミュージカル」について様々な報道機関が取り上げています。高橋愛としてはスポニチの記事が一番大きかったようだ。今回は、毎日新聞のような一般紙でも記事として取り扱っている。

改めてこれまでの娘。ミュージカルとは違う物だということが分かる。

その中で主人公役に抜擢されたのだから、これは本当に喜ばしい限りのことなんだろう…　でも今の私の気持ちとしては、昨日も書いたように何かに祈りたい気持ちでいっぱいだ。

これまで何度も書いてきたけど、高橋愛という人は、私が彼女に対して抱く期待にずっとずっと応え続けてきた。…これまでも娘。の中でプレッシャーのかかるポジションに多々追い込まれて、その都度、その真っ直ぐな思いと努力によって成長し、結果を出し続けてきた。

そしてまた今回も、恐らくこれまでで最も大きな役割を与えられ周囲の期待を一身に受けていることだろう…　その重圧なんてものは、当然本人しか分かるはずもない。

前にイチロー選手の『プレッシャーを克服する方法は無い。その中でやっていくしかない』という言動を紹介したけど、それがどれだけ大変なものなのか…　想像もつかない。

でも彼女はやらなきゃいけない。それが彼女が自分で選択した自分の道なのだから。

そんな中で、私が彼女に対して出来ることと言ったら本当に祈ることぐらいしかない。

私は期待する。彼女が華やかな舞台の上で、満場の観客から喝采を浴びて光り輝く姿を。…そしてそれと同時に祈る。本当に本当にこれからこの公演が終わるまで、何事も無く無事に、怪我などせずに、悔いなく自身の持てる力を出せるようにと…

もし本当にこの世の中に神というものが存在するのなら、彼女に力を貸してやってくれ。見守ってやってくれ。私はそう祈ることしかできない。

祈るということも、所詮は自己満足でしかないのだろうけども、本当に彼女の為に祈りを捧げたい。それが今の正直な気持ちだ。