至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

メロン記念日 コンサートツアー2005冬「今日もメロン明日もメロン、クリスマスはマスクメロンで!」 / 大阪厚生年金会館

一昨日行ってまいりました。今年最後のハロプロコンサート。最初に結論としてこの公演に今年最後に参加できて本当に良かったと思う。素晴らしい内容でした。

私はメロン記念日の単独ライブに参加するのは今回が初めてです。これまでハロコンやキャプテンコンやごっちんコンでメロン記念日の姿を見ることはあったし、アルバムも持っていますが、単独ライブにはこれまで参加したことはありませんでした。

大きな雷鳴と共に幕が上がってステージを見たら、なんともシンプル。スクリーンも無いし、足場もなんかプラントみたいな感じで、鉄板に階段が付いてるだけのようなものでした。ところが、しばらくすると客席が緑一色に… そう、みんな緑のサイリウムを持っていました。その時に、単独ライブということを実感しました。
メロン=緑 考えてみれば当たり前なんですが、その色に客席が染まる瞬間を見たとき、メンバーに対するファンの愛情を強く感じました。

セットリストはデビュー曲から最近の曲までシングルは全てやってくれました。そして、ライブで代表的なナンバーも全て… アルバム曲中心になるかなと少し思っていたので、このセットリストは初めての私にとっても親しみやすく楽しいものでした。

でもこのコンサートで一番強く感じたのは『ファンとアーティストの絆』です。

メロン記念日は、今回は約1年ぶりの単独コンサートです。1年の間、ファンもそしてメロンのメンバーも待ちわびたものです。その1年間がどういう期間だったのかは、ずっと待ち焦がれた人達にしか分からないものでしょう。でも1年という期間があっても、その絆というものはまったく衰えることがない。全ての曲で、その繋がりを強く感じる… 楽しい曲は楽しく盛り上がり、静かな曲は静かに聴き入り、そして激しい曲では思い切り舞い上がる… そんな一体感が素晴らしかった。

MCも途中メンバー1人ずつ話す場がありました。これもファンに対して自らの思いを語りかけるという意味で素晴らしいものでした。

そして最後、アンコールが終わってライブが最高潮に達した時、メンバーの目に涙が光っていました。それは1年ぶりに行ったライブで、1年前と同じく変わらないファンとの絆を感じることができた感動の涙ではないでしょうか… こちらも少しウルッときました。…そしてその後、さらに感動的なことが…

メンバーが最後マイクを外して、しーっ!とやると、それまで最高に盛り上がっていた客席が一瞬で水を打ったように静まり返りました。…しわぶき一つでない… そしてマイクを通さず生声でファンに挨拶をしてくれました。

なんという一体感だろうか… 本当にファンとアーティストの間にある愛をまざまざと感じた…

終わってから、毎回メロンコンに参加しているヲタ友達に「メロンはファンに愛されてるねえ、素晴らしかった」と話しかけたら、彼は微笑みながら「…自分はいつもこれが最後だと思って参加してるから…」と答えた。

返す言葉を失った。そう、娘。では当たり前のように次のコンサートツアーが決まってるけど、彼らにとってはそうじゃなかった。1年間ずっと待ち続けて、そしてこれが最後かもしれないと思って臨むライブとはどんなものか… もちろん、すぐこれが最後ってわけではないですが、その気持ちの持ちようがあの素晴らしい空間を創りだしているのかとその時初めて理解した。

メロン記念日は確かに、ハローの中ではポジション的に厳しいかもしれない。シングルも長いこと出ていません。彼がそんな風に思うのも、ある意味正直な気持ちなのかもしれない。でもそこにいるファンが素晴らしい。そしてメロン記念日ももちろん素晴らしい。そしてそこにある絆がとびきり素晴らしい。これは誇りに思っていいんじゃないだろうか…

このコンサートに参加して、改めて自分もこういうファンでありたいと思った。ファンとアーティストの絆を紡ぎ出せるライブという時を、改めてこれからも本当に大切にしたいと思う。