モーニング娘。コンサートツアー 2005秋「バリバリ教室〜小春ちゃん いらっしゃい！〜」/ 福岡サンパレス

福岡といえば、れいなの地元。実は関門海峡を渡ったのは今回が初めてでした。車で約７時間ぐらいかけて現地に到着しました。…今回、また恵まれてるというか、夜公演が３列目センター左という席だったので、その時の印象を中心に書きます。

『…なんて、なんて美しいんだ…』

今回の公演で一番強く感じたものです。…これは姿形の美しさだけではありません。それについては最後にまた書きます。

まず、愛たんですが夜公演では、でこ出しのヘアスタイルでした。私はどちらかというとこれまであまり愛たんのでこ出しヘアは好きじゃなかったんですが、今回は見た瞬間『美しい…』と思いました。まあ、本当に近かったというのもあると思うんですけど、あの美しさにはちょっと息を呑みました。…そして何故かその最初見た瞬間だけ、あややを思い出しました。

これは今から思うと不思議です。普段は私は松浦さんには全然興味無いのに…　細く描いた眉と、でこ出しの雰囲気がちょっと似てたんでしょうか…？

最初の『色っぽい じれったい』…香港でも近くで見ましたが、やっぱり素晴らしい。あの狭い舞台幅でやるのは窮屈そうだったけど、そこはきっちり対応して魅せてくれます。

次の『LOVEマシーン』…ここでは実は楽しみにしてるシーンがあります。曲の最後の方で愛たんとさゆが横並びになるところで、前に見たときは二人で思いっきり抱きついてたのでそれを楽しみにしてたら、今回は愛たんが歌ってるのに横から無理やりさゆがチューしてくる演出になってましたｗ 「みんなも社長さんも〜♪」のとこです。お好きな方は注目してくださいｗ　…ああいう、さゆの無邪気な仕草が本当に可愛いです。

次の『ラヴ＆ピィ〜ス!HEROがやって来たっ。』ではちょっとハプニングがありました。…と、いってもそんな大したことじゃないんですけど、曲中あの激しい動きの中で愛たんがミキティとちょっとぶつかってしまって、笑いながら「あ、ごめん」って表情をしたらミキティもなんか当たったのが面白かったみたいで笑ってました。そういうとこもなんか微笑ましかったです。…あの投げキッスもまたかなり近くで見れたしｗ

『恋は発想 Do The Hustle!』…この曲は個人的に第一印象はあまりよくなかったんですけど、聴き慣れてくると良さが分かってきました。特にあのダンスが楽しい動きでいいです。シングルから外れてしまってPVで映像が残らないのが残念です。

…ずっとセットリスト順に書いてますけど、この辺りから私の心境としましては、

『　…目の前で信じられないことが起こっている…　』

というものでした。もう、目の前で次から次へと繰り広げられる素晴らしい内容に、ただただ圧倒されるばかりでした。もう夢の世界というか、奇跡の世界に入ったようでした。

その中でも特に印象に残ったところをまた書いていきたいと思います。

『バイセコー大成功！』…ここでは、さゆのしなやかな肢体に魅せられました。内容は凄くコミカルなんですが、元々色白なのにさらにスポットが当たって、「絵の具で白く塗ってるんじゃないか？」と思うぐらい白くて綺麗だった。また手足が長いから余計にそれに拍車がかかる。…見惚れました。

愛たんの魅せるところといえば『ラストキッス』とかその他いっぱいあるんですが、今回ちょっと書きたいのは『Memory 青春の光』でのシーン。これはラストキッスとかに比べると歌ってる人数も多いので、比重的には少ないんですが、どこが印象に残ったかというと、ラストの「Good bye…」の所で一度後ろを向いてから、こちらにゆっくり振り返るとこの愛たんの表情が、もうなんとも言えない哀しみというかいろんな感情が入ったものを表していてシビれました…　これ一度振り返って本当の最後、暗転するときにもう一度ゆっくり振り返るんですが、その表情は必見です。歌とはまた別の表現力をみせてくれます。

もうこの辺りになってくると、あまりに素晴らしくてなんか別に何も悲しくないのに何故か涙目になってました…　なので『初めてのロックコンサート』の時は完全にナチュラルソフトフォーカスになってましたｗ　『Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜』でハジけるまでそれは続きました。

まだまだ書きたいことはたくさんあるんですけど、あまり長くなってもいけないので、アンコールの時のことを…

アンコールはやはり　れいなコール。前の桑名でのことがあってか会場にたくさん「れいな」のサインが出ます。で、私の前の人のちょうちんが一番最初にカメラに抜かれたんですけど、それにあやかって持ってきた写真集を出してたら、後のほうでちょっとだけ映してくれましたｗ　まあアンコールの時には誰にも邪魔にならないし出してもいいだろうってことでｗ

れいなねぇ…　本当に嬉しそうだった…　２公演見ましたけど、本当に頑張ってた。やっぱり『ふるさと』っていうのは違うんだろうね…　私は大阪から殆ど出たことが無いのでその感覚はあまり分からないけど…　当然『ふるさと』のソロパートはれいな。それを聴きながらまた感じたのは

『　…ただただ美しい…　』

これは、最初にも書いたように姿形だけでは無いです。姿形といえば今回見た中では、例えばリーダーのよっすぃ〜なんか本当に天才的に美しかった。あと、髪を二つ縛りにしていた新垣さん。こちらも「可愛い」じゃなくて「美しい」でした。…本当にありえないぐらいみんな美しかった…　それは舞台に近さゆえの強調される部分だろうし、今回はそういった面での印象が強かったのも確かです。ですので今回のレポの内容も容姿に触れた内容が多くなってます。

でも、私が言いたいのはその美しさよりも

『　生命の美しさ　』

と、いうこと。今回、間近でみた彼女達の躍動する姿、歌、笑顔、ダンス、言葉、その他から感じ取れたことは、人が生きている中で、自分達が努力し創りあげたものを心の限り、力の限り表現する姿ほど美しいものはないということ。表現した結果ではなく、その命の限りにそれをぶつける姿に究極の美を感じます。

これは決しておおげさではなく、彼女達から本当に「生きることの美しさ、素晴らしさ」を感じました。…あの子達は本当に素晴らしい…そして美しい…　これだけは自信を持って言えます。その素晴らしさが本当に一人でも多くの人に伝わって欲しいと思う。

山口公演については、また明日に書きたいと思います。