至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

後藤真希コンサートツアー2005 秋 〜はたち〜 / 愛知県勤労会館

巷では文化祭で盛り上がっていますが、私は愛知へ… 現地で会った知り合いに「なんでここにいるの?」と聞かれましたw なんでいるのかは、今日ここでコンサートを行う人が答えを出してくれるでしょう…

初めて来たこの会場は入った瞬間、狭いなと思いました。特にステージが狭く感じて、これであのごっちんのパフォーマンスが表現しきれるのかなとちょっと思いました。昼は19列、夜は3列という非常に舞台に近い席で見ることができましたので、夜公演を中心に書きたいと思います。

今回のコンサートツアーの一つのテーマとしては『大人』というのがあります。二十歳になって年齢の上では大人の仲間入りをした後藤真希がみせるものはどういうものなのか… そして今回のコンサートツアーはこれまでのものとは違ったアプローチがなされています。その辺りが賛否両論あるみたいですが、また私が受けた印象をもとに、今日のコンサートについて書きます。

まず、ヴォーカルが一段と力強くなった印象を受けました。…ディナーショーの時も感じたことですが、声の伸び、響き、声量など申し分の無いものを感じました。今回は緩急をつけるというか、ダンサブルな曲とヴォーカル中心の曲とがバランスを考えて組み込まれていますが、そのヴォーカル中心の曲での歌声の魅力が素晴らしい… 特に印象に残ったのは「19歳のひとり言」 この曲は前回のツアーでの「涙の星」と同じようにこのツアーで中心となる曲ではないでしょうか…

その他にも「ALL MY LOVE〜22世紀〜」での本当に幸せそうな表情でのヴォーカル、「スッピンと涙。」での感情を歌い上げるヴォーカルも素晴らしいものでした。ヴォーカリストとしての後藤真希の魅力が満載です。

そして、後藤真希のもう一つの顔… Dancer&Singerなところは、「ステーション」「LOVE BELIVE IT! 」「抱いてよ!PLEASE GO ON」の3曲の流れで体験できます。ここがまた凄い。この3曲で歌い踊っているときは、時折何かがのりうつったような表情を見せます。そしてあのキレ、あれだけ踊りながら一切乱れないヴォーカル、格好良さの極致というか、本当にここだけ切り取って世間一般の全ての人に見せたいと思いました。

MCではやはり「大人」についての話題が中心となりますが、特筆すべき内容としては、稲葉さんの「どんな大人になりたいか?」という質問に対して、(私は後藤真希後藤真希としてずっとこれからも、とか考えていたのですが)

『透けちゃうぐらい透明感のある人になりたい』

と答えていました。"透明"という言葉が想像もしていなかったので、ちょっと驚きでした。…これはどうとらえたらいいんでしょうか… 何物に対しても濁らない存在でありたいということでしょうか… それとも透明であることの美しさを表しているのか… 正解はごっちんにしか分からないことですが、これから彼女の姿を見る上でポイントとなる言葉になりそうです。

全体を通じては、幸福(Sin-fu-)感に包まれたコンサートでした。それは彼女自身が今、幸福感に包まれているからでしょう。(だから『さよなら「友達にはなりたくないの」』のような悲しい曲は、ちょっとノリが悪いように感じましたw)幸福に包まれた人はまた、人に幸福を与えることができる。今の彼女はまさにそういう存在だと思います。

二十歳という大人へのスタートを、幸福という形で私達に返してくれるこの人は、やはり本当に素晴らしいと思います。


p.s.
・3列というのは近いなんてもんじゃなかった。色白のごっちんのお腹の静脈がまさに"透けちゃう"のが見えるぐらいだった・・・
ごっちんコンは、やはり女性の比率が娘。より多かった。
・会場であれくさんにお会いした。来られてるとは思わなかったので驚いた。しかし帰りは新幹線の時間が気になって、あまりご挨拶もできず失礼しました。
・二十歳になっても、ハブラシをくわえたまま廊下を走ったりするごっちんは可愛いと思ったw