至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

高橋愛のポリシー

今日はまずこちらのご紹介から

究極の大凡人 / 高橋順也さん
http://d.hatena.ne.jp/takajun/20050401#p3

こちらでは、こないだ行われた仙台公演のレポートを拝見させていただくことができます。リンクさせていただいたのは、その中でも高橋愛の「ふるさと」についての部分です。高橋さんは安倍なつみさんのファンの方です。と、言ってもその他ハロプロ全般について深い愛情を持って日々言及されている方です。

私にとってそういう方が高橋愛について書かれる内容というのは非常に興味深いのです。ですので、今回のこちらの内容も本当にしっかりと読ませて頂きました。それで共感する部分がありましたので、私もまたここで書かせていただきたいと思います。

今回私が参加したのは、仙台の夜公演のみでした。そしてその公演では、高橋愛ちゃんが歌う「ふるさと」を聴く事が出来たのですが、何ていうんでしょう・・・? やはりちょっとした"違和感"みたいなものを感じてしまいましたね

このように書かれていますが、おそらく安倍なつみの「ふるさと」をよく知っている人ほどこの違和感を感じられたのではないかなあと思います。と、いうのは今回の高橋愛の「ふるさと」の歌唱は、オリジナルである安倍なつみの歌唱を殆ど考慮せずに行われていると思うからです。 …まだ今回のツアーの歌唱はスタンダードよりで、DVDになった「ベストショット」の歌唱の方はさらに違和感を感じさせる仕上がりになってると思います。

先日、私も音源で仙台の「ふるさと」の歌唱を聴いたと書きましたが、かなり「明るい」歌唱をしてるなあという印象を持ちました。そして、高橋さんが言及されているこの部分

私は愛ちゃんがこの歌を歌うにあたって、安倍さんのマネをしようとしなかったことが嬉しく思えました。

ここが私は高橋愛の神髄であり、ポリシーであると思っています。

彼女の歌唱をこれまでもずっと聴いてきておりますが、どの歌唱にせよ彼女なりの解釈というか考えに基づいてなされているように思います。いつも彼女は歌う時、何かしらの自分の考え…大げさに言えば「美学」のようなものを基に歌っているように思います。…彼女の言葉を借りれば「ガンコ」という事になると思うのですが、そういうこだわりというか「ツッパリ」がまた私を魅了する部分です。

例えば今回の「ふるさと」にしても新垣さんの歌唱は、少なからず安倍なつみに対する「憧憬=オマージュ」を含んでいると思うのです。もちろんそれ自体は素敵な事だと思うし、実際新垣さんの歌唱はDVDであれ、コンサートであれまた素晴らしいものですが、敢えてオリジナルである安倍なつみに真っ向から勝負していく高橋愛に私は魅せられます。

(その辺のところは、「娘。vs つんく♂2」でメモ青を歌う事について本人自身が語っていますが)

だから、安倍なつみの「ふるさと」を深く知る方がこのような意見を書いてくださることに深く感じ入りました。高橋愛のアプローチは、挑戦は、オリジナルを知る人にも伝わっているのだな、と…

そして、私が個人的に願うのは、高橋愛も娘。において安倍なつみの「ふるさと」のような絶対的な歌唱を築き上げてくれないかなあということです。

石川梨華の「ザ☆ピ〜ス!」、吉澤ひとみの「Mr.Moonlight〜愛のビッグバンド〜」などその人が代表するような曲が娘。にはあります。でも高橋愛にはまだありません。「そうだ!We’re ALIVE」等、さまざまな曲でセンターに近い部分を務めた曲はたくさんありますが、娘。において「これが高橋愛の代表曲だ」というものはまだ無いように思うのです。

石川さんが卒業した後、確実に高橋愛は娘。の中心の存在になると思います。そこで、娘。の魂を継ぐものとして、高橋愛がセンターに立ってこれまでの先人と同じく、娘。として、そして高橋愛として、絶対的な歌唱をしてくれたら…と、切に願います。それが、今回「ふるさと」を歌わせて頂いた高橋愛の使命だと思うからです。

私は、それを実現してくれると信じています。もちろん高橋愛だけではなく娘。の魂はメンバー全員で表現するものですが…

高橋愛の中には安倍なつみの心も後藤真希の心も宿っているはず… もちろんそれ以外にも保田圭中澤裕子も… 数々の娘。の魂が彼女の中にあるはず… それをまた新しく「高橋愛」のものとして娘。の中で表現してくれる姿を見せてくれると信じて、私はこれからも高橋愛モーニング娘。を見ていきたいと思います。 …ほんとにハンパじゃねえんだ、この思いは…