至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

10/30〜31 『The BEST of Japan 夏〜秋'04』/大阪城ホール

初日からあいにくの天気でしたが、地元ということもあってきっちり4公演行ってきました。前回行った福井と内容的に違うところと言えば、新曲があるということですがその辺の所も含めて書きたいと思います。

愛たんのVocalについて

今回のツアーでは特に、「恋ING」、「抱いて HOLD ON ME!」、「Memory 青春の光」において愛たんのVocalを聴くことができるわけですが、感想としては「極めて安定している」という印象を持ちました。高橋愛はどちらかと言えば歌が上手い方のメンバーとして語られる機会が多いですが、生のステージでは当然好不調もあり、常に最高というわけには、なかなかいかなかったと思います。それが、今回の4公演については、ほぼ全て実力通りの力を発揮した内容だったと思います。

特に印象に残るのが「Memory…」でのVocal。…歌い出しからイントロまで情緒豊かに歌い上げる様は4公演ともシビれました。歌っているときの表情を見てもこの歌を「自分のものとしている」という気迫が感じられました。

愛たんのVocalについては、何かしらの自分の考え方というかポリシーというか、もっと大袈裟に言えばある一定の「美学」のようなものに基づいて全て成されているように常々思っています。特にベストショットの「ふるさと」や「Love-since1999-」にそれが顕著に表れているように思うのですが、人によってはそれがあまり好きじゃないという意見もあるようです。好き嫌いについては人それぞれですが、「これが高橋愛だ」というものを築き上げる事は大切だと思います。「上手く歌う」ことから「自分を表現する」という方向への成長のようなものも今回のコンサートでは感じました。

ゴロッキーズ大喜利、他MC

今回のツアーではMCで5,6期による大喜利(紺野・藤本不参加)があるわけですが、この大阪公演では特に愛たんが活躍?したシーンがあったので、それをご紹介します。

あいかわらずトークに関しては「ウケよう」とか計算とかが全く皆無な愛たんですが、その辺がいい方向に今回は作用しました。

「○○お断り」→大阪なので阪神タイガースとかけて「半身浴しながら…」ってのが元々のネタだったのに「阪神タイガー」と言ってしまって突っ込まれまくりとか。

「ロデオ」の絵を見て→「おしりやぶけた」だけでまるっきりオチが無かったり。

「○○温泉」→「スコップ温泉」でスコップで掘るってネタでいいのに愛たんの中では何故か「スプーン」が正解だったようで「スコップって何?」と自分で自分につっこんだり。

と、この辺が愛たん爆発って感じでしたね。これは実際見ないとその空気とか面白さは分からないと思います。すみません。その他としては

バレエの絵→写真のダンサーと同じぐらいに足が上がるところを実際に披露。
マネキンの写真→ ピンクレディーの「ペッパー警部」を生歌で披露。
毎回恒例の矢口コールで司会の矢口さんもやらされる所で舞台裏まで行ってしまった愛たんが「見たいの」と顔を覗かせた所とか。

今回は見所が多かったです。

また、かしましトークでもいろんな情報が披露されました。

ガキさんが携帯のストラップに愛たんからもらった「らっきょのストラップ」を使ってるとか、待ち受け画像が愛たんとの2ショットとか、れいなから「5期の人たちは仲良いですね」とコメントされてました。愛里沙はあいかわらず仲良さそうです。ペットでしげさん(道重さゆみ)や矢口さんを飼いたいってのはいつも通り。

あと印象深かったのは「休みがあったらどこに行きたいですか?」の質問に「NewYorkに行ってBroadwayのMusicalを見たい」と答えていました。やはり舞台に対する思いというものの強さを改めて感じました。

動員・その他

今回、動員的にはやはり厳しく、初めていつもの入り口じゃなくてコンサグッズ売り場の横から直接入場となりました。結局、裏の入り口を使わなくてもいいぐらいの観客数だったわけですが、これはしょうがないですね。動員を今後増やせるかどうかはこれからの活動にかかってくるわけですから、1ファンとしては変わらず応援することだけですね。

それと今回愛たん以外のメンバーで印象に残ったのは、田中れいな

メンバーでは最年少になるわけですが、MCでの素直な感情表現にたまらなく魅力を感じます。大喜利でスベってしまって「もう帰る!」とスネて舞台端に行ったり、猫の絵で「悪かった悪かったと言われるけど本当はイイ子ニャン」と可愛く言ってみたものの恥ずかしくてズッコケてみたり、と生き生きとした姿に清々しい魅力があります。歌もシャボン玉等で実力を発揮しているし、ダンスも体の柔らかさを活かしたもので、「将来この子はTOPに立つんじゃないかなあ」と思わせるものでした。

新曲について

最後に新曲について書きたいと思います。新曲はメインの4人以外は歌っていないというもので、またその4人が紺野・石川・藤本・道重という構成ですが、初めて生で見た感想というと「これがアイドルソングというものかなあ」です。これまで私は娘。をアイドルとしては捉えてなかったのですが、アイドルというカテゴリーで見た場合はこんな感じかなと思いました。「可愛らしさ」というものを歌で表現するには、この構成でもOKでしょう。かえって藤本美貴の存在に違和感を感じるほどの内容でした。歌に関しては、よく「上手い」、「下手」で語ってしまいがちですが、ここではそんな議論は無用かもしれません。この歌では紺野あさ美の存在を道重さゆみの存在を特に全身で感じればいいんじゃないでしょうか。そう思わせるパフォーマンスでしたね。

高橋愛のVocalもモーニング娘。なら紺野あさ美のVocalもモーニング娘。です。
そしてその他全てのメンバーで演じるものは紛れもなくモーニング娘。です。前の日記で新曲に対して書いた「モーニング娘。ではありません」*1のくだりは撤回します。

昨日の日記にも書いたように100人ファンがいれば100通りのモーニング娘。がある。中にはそれと自分の思い描くものがあまりにかけ離れてしまった人もいるかもしれませんが、現実のモーニング娘。は一つ。それに対していろんな意見を言うのも批判するのもいいでしょう。でもファンである以上はそれを全て受け止めたいと思います。彼女たちが力の限り訴えかけてくるものを受け止めるのがファンだと改めて思いました。

本当にねえ…これからはもうちょっと真面目にモーニング娘。のファンとして応援していこうと反省しました。真面目にってのもなんか変な感じですが(笑)


あーあと最後に、愛たん久しぶりに初日のウイアラでコケてました(笑) 愛たんのコケってのも昔ながらって感じでよかったです。