バカンスに行く暇もない

相変わらず忙しい毎日を過ごしてる私ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか？
今日は確かＷ（ダブルユー）のシングルのフラゲ日だったような気もしますが、私は買ってません。やはり買うというところまで心動かされないというのが正直なところ…気持ち的には売れて欲しいとは思いますが…

しかし最近のＷ（ダブルユー）のメディアでの露出を見るたびにやはり複雑な気持ちになるのは否めない。自分的には今のところは「Ｗ（ダブルユー）＝ミニモニ。」としか映らないからねえ…　ミニモニ。の象徴のような存在だった辻加護が、また同じように可愛らしい姿で万人受けするようなカバーソングを歌う…少なくともターゲットとしてる層はミニモニ。と殆ど同じだろう。夏以降始まるツアーもBerryz工房と一緒に行うという所からしても…

ならば高橋愛が存在したミニモニ。は一体なんだったのか？『失敗』という言葉で片づけるのは簡単な事だが、じゃあその失敗の要因は？　…自分としては高橋愛がいたミニモニ。は失敗とは全く思っていないが、例えネタでもそんな雰囲気で捉えられるような事があるのが残念だ…　高橋愛はミニモニ。入りが決まった時、相当悩んで事務所の社長にまで相談したという…「ぬいぐるみになったつもりでがんばりなさい」と言われたという…　そうやって頑張ってやってきたことが、ある日突然終わって、また別の所で始まる…　なら最初からそうしておけばよかったのか？

…歴史に「たられば」は無いが、結局あのハロプロ大改変で行われたユニット軸は全て無くなってしまった。企画としてはやはり失敗だし、普通の会社なら担当者クビか左遷だよねｗ　その後もいろんなソリューションを行ってきたが、一つとしてヒットせず、美しいぐらいに右肩下がりなのは周知の通り（売上に関してだけだが）

自分としては売上にはこだわらない方だが世間様はそうは見ない。売上が落ちれば「落ち目」の烙印を押されスポンサーも離れるし、いろんなオファーも遠のいていく。今のところ娘。は最低限度の「ボーダー」はクリアしてるようだけど、今後それすらも達成できないこともあるかもしれない。下手すると今年の紅白が最後ってことになるかもしれない。UFAが今度始めるエッグオーディションも形は「モーニング娘。になれるかも」とうたってはいるが、完全にポスト「娘。」を目指したものだしね。それはこれまでの娘。の教訓から「育てる」という事に重点を置いている所からも分かる。

結局のところ「失敗」とするならばその要因の一つとしては、あれだけの素材を集めながら「育てられなかった」ということではないだろうか？これも実際はかなり困難な事だとは思うが、結果としてはそうだと思う。もちろんメンバーにはまだまだ成長の要素はあるし、これから起死回生の何かが出てくる可能性が無いわけではないけれど、今後も目先を変えるだけのユニット展開とか場当たり的なプロデュースが続くなら、娘。の終焉は驚くほど早く突然に来ると思う。ミニモニ。と同じように「永遠に活動休止」みたいなｗ

ミニモニ。に関しては「ミニモニ。ソングズ２」という素晴らしいアルバムを残してくれただけでも自分にとっては価値あるものでしたが…　さてさて辻加護卒業後はどうなることやら…　やっぱソロですかｗ　もっともっとメンバー一人一人の魅力を浮かび上がらせる展開にしてくれればねえ…