至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

Hello!Project 2007 Winter 〜 集結!10th Anniversary 〜 / 横浜アリーナ

1/27、28と横浜アリーナでのハロー!プロジェクトのコンサートに行ってきました。
まず始めに、1/27の公演では開演前に2Fスタンド席から観客が落下して怪我をするという事故が起こりました。普通に席についていればまず落ちるということはないので、やはり「はしゃぎすぎ」が原因と思われます。コンサートを楽しむということには、節度をわきまえるということも当然必要だと思います。こういった事故が二度と起こらないよう、コンサートに関わる全ての人間が考えていかなければならないと思います。


さて、今回の公演についてですが、昨日の簡易更新でも書いたように「ハロー10年の歴史」の重さを強く感じさせられた公演でした。

恒例の"Dancing! Singing! Exciting!"というかけ声の元となる『Hello!のテーマ』でスタート。続く『歩いてる』『来来!「幸福」』では全員で「聴かせる曲」と「楽しませる曲」を演じます。

歌い(Singing)、踊り(Dancing)、楽しむ、というハローの精神を感じさせてくれます。

各メンバー紹介のあとは、各ユニットごとのソロステージ。これまでのハロコンでは「カラオケコン」と揶揄されるようなこともありましたが、今回はそれがありませんでした。バックを別ユニットが務めることはあっても、各々が自身の曲を、しっかりと歌い演じるという正統なスタイルでした。…そんなところにも10年の歴史で培ったハローの実力を感じることができます。

その中で、モーニング娘。は新曲の笑顔YESヌードを初披露しました。

新加入した光井愛佳も登場し、可愛らしさを感じさせつつ、しっかりとした挨拶を観客に対して行いました。きっとこれから娘。の未来を担う存在になってくれると思います。

Berryz工房からGAMまで、各ユニット・ソロのパフォーマンスが終わると次は、"Exciting!"のステージとなります。

『ガタメキラ』『ここにいるぜぇ!』『遠慮はなしよ!』『友情 純情 oh 青春』『I know』とハローの中でもいずれ劣らぬエキサイティングな曲が怒濤のごとく続きます。しかもそれぞれがオリジナルメンバーを中心としてのパフォーマンスだから盛り上がらないはずがない。

『ガタメキラ』の稲葉貴子のダンス&シャウト、後藤真希のキレのあるダンス、『ここにいるぜぇ!』ではラスト、久しぶりに高橋愛の「頭より高く上がる足の回転」とbreakthroughしたヴォーカルを聴けました。『友情 純情 oh 青春』『I know』の会場の一体感はどうだ、まさしくこれがハロー!プロジェクトだ。


そしてそのエキサイティングなステージが終わると次はハローの次代を担う新星・久住小春が演じる月島きらりバラライカと、ハローの原点でもある人・中澤裕子『うらら』と続く。この二人が同じステージに立って歌う。これもハローの歴史がなせるものだ。

そして、モーニング娘。さくら組モーニング娘。おとめ組が当時のメンバー、当時の衣装そのままで登場する。

最初出てきたときは、その姿よりもそれを見た周りのどよめきの方に驚いた。そして改めてこのユニットが本当に愛されていたんだなあということを実感しました。もちろん当時在籍していたメンバーが全員揃ったわけではないのですが、あの日あの時を思い起こさせるステージでした。

後藤真希のソロステージのあと、カントリー娘。がかつて助っ人メンバーとして参加した石川梨華藤本美貴とともに『浮気なハニーパイ』を演じます。今回は、あさみ・みうな卒業コンサートでもあります。


そして1/28の夜公演では、昨年卒業した紺野あさ美さんが登場しました。彼女もまたカントリー娘。とともに活動したメンバーとして、卒業する二人に対して餞の言葉を贈るために舞台に上がりました。

卒業してもそこにある絆というものを感じました。

あさみ・みうなの二人はこれから新しい夢に向かって進んでいくという… そこではきっとこのハローで過ごした日々が大きな力となって二人を支えるはず。二人の新しい門出を祝福したいと思います。

そして、モーニング娘。歴代メンバー16名による僕らが生きるMY ASIA
私はこの曲については否定的な意見を書いていましたが、16名によるステージは、やはりその歴史の尊さというものを感じました。

そして現役メンバーによるLOVEマシーン 娘。の存在をメジャーに押し上げたこの曲を、現在のメンバーが演じる。これこそ歴史あってのものだろう。オリジナルメンバーは一人もいない、しかしその精神は確かにそこにある。

ラストはALL FOR ONE&ONE FOR ALL!

全員が周回ステージで歌う。…このとき最後の1/28夜では、私の前に「みっつぃ」こと光井愛佳ちゃんが来ました。彼女は覚え立てのダンスを一生懸命踊っていました。隣のごっちんと比べると当然その姿はまだまだ拙いものでしたが、彼女もまた「ハローの精神」を継ぐものとして、これからこの「舞台」の上でその仲間とともに過ごしていくのだと思います。


人は生まれ育って死んでいくまでに、いったいどれだけの信頼できる仲間と出会い、そしてその人達と絆を結んでいくことができるだろうか… ハローの子達は、一つの夢に向かい、夢を共にする多くの仲間と出会い、そしてそこでかけがえのない絆を結んで、青春の刻を過ごしていく。ある者はまた別の夢に向かうために去り、そしてまた新しい仲間が加わる。…そうやって、10年という歴史の中で育まれた様々な絆は、彼女達にとってかけがえのない「宝物」となって大きな糧となる。

それこそがハロー!プロジェクト最大の魅力ではないだろうか…

"ALL FOR ONE&ONE FOR ALL!"  一人ではなく絆で結ばれた仲間が集まり、志一つにして何かに向かうとき、そこに大きな力が生まれる。その姿を見る者もまたそれに勇気づけられ、力を与えられる。

10年という歴史は、そんな絆によって築き上げられたものだということを改めて認識しました。そしてこれからもその絆はずっと続いていくのだと思います。そこに夢を同じくするものが集う限り…