至上のブログ ~瑠々に魅せられて~

主にJuice=Juiceの段原瑠々さんに関連する内容です。2014/1/5までは昔の「愛に観せられて」の内容をインポートしています。

ミュージカル「赤毛のアン」/オリックス劇場

赤毛のアン行ってきました。去年はダイアナでしたが、今年は主演のアン・シャーリー。去年のレポで書いたことが現実になりました。

まあ彼女の実力からしたら、それもありなんということで。

で、ミュージカルの方は去年も観ているので内容も知っているし、高橋愛さんのアンも大体想像していたのと同じだったので、特にこれといって強力に印象に残るところはありませんでした。

元々、夏休みのご家族様向けのミュージカルですしね。ただ一つ気になったのは、昔から彼女はそうなんですが、演技がリアル過ぎて逆に損をしているような気がします。例えば愛する人が死んで泣くシーンなんか、彼女は大げさに言えば「うぎゃー!」と泣いちゃうわけですが、実際にリアルに私生活でそういうシーンになればそうなんだろうけど、舞台上の演技としてはそれは「汚く」なってしまうんですよね。彼女は本当にそのキャラクターの気持ちになりきるというか心情を取り込むセンスが抜群で、そこが彼女の役者としての良い所でもあるのですが、もう少し「見せる」ための演技を意識してもいいかとも思います。それはやり過ぎると逆に「芝居臭く」なってしまうのでバランスが難しいのですが…

これは演出家の意向や、突き詰めれれば好き嫌いの部類でもありますが、そんなことを少し感じました。